「かまってちゃん」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
職場やSNSなどで「かまってちゃん」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「かまってちゃん」とは?意味
- 「かまってちゃん」の表現の使い方
- 「かまってちゃん」を使った例文と意味を解釈
- 「かまってちゃん」の類語や類義語
「かまってちゃん」とは?意味
「かまってちゃん」の意味は「自分にかまって欲しくて、目立つことや迷惑な行為をする人のこと」です。
常に誰かに相手にして欲しいと思っていて、人の目を引く為にその時に思いついた行動を取る人を言います。
周囲から見れば全くもって愚かに見えたり、迷惑だと思うこともあります。
性格的で甘えたがりで、寂しがり屋の人に多く見られます。
- 「かまってちゃん」の語源
- 「かまってちゃん」の具体例
「かまってちゃん」の語源
「かまってちゃん」は漢字で書くと「構ってちゃん」になり、「構って欲しい人」を「ちゃん」付けにしてニックネーム化したスラングです。
「構って欲しい」の「構って」は、動詞「構う」の副詞形で「世話を焼いたり相手をする」「自分より弱い者をからかう」という意味があります。
つまり、「かまってちゃん」は「世話を焼いたり相手をして欲しいと思っている人」に対する呼称なのです。
「かまってちゃん」の具体例
「かまってちゃん」の具体例は、主にネットと職場の2つのシーンに分れます。
ネット上では「わざとネガティブなことを言って勇気づけるコメントを貰おうとする」「人の投稿には必ずコメントを入れて返信を待つ」などがあります。
職場では、すぐに「分らない」を連発したり、大声で独り言を言ったりして周囲の人に話しかけて貰おうとします。
「かまってちゃん」の表現の使い方
「かまってちゃん」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 悪い意味で使われる
文法的な使い方
「かまってちゃん」は名詞ですので、文末に使う時には形容動詞として「かまってちゃんだ・である」となります。
形容詞として「かまってちゃんな〇〇」と使うこともあります。
悪い意味で使われる
職場やSNSで「かまってちゃん」と言われるのは良い意味ではなく、その人が周囲に迷惑がられていることが含まれます。
「ちゃん」が付いている為に愛称の様に思われるのですが、人に対して直接言わない様に注意しましょう。
「かまってちゃん」を使った例文と意味を解釈
「かまってちゃん」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「かまってちゃん」を使った例文1
- 「かまってちゃん」を使った例文2
「かまってちゃん」を使った例文1
「彼女のかまってちゃんぶりにはお局さまもあきれている」
新入社員でもないのに何かにつけて「分らない」を連発するので、職場のお局さまも困っている様子を表しています。
「かまってちゃん」を使った例文2
「彼の失敗ぶりはある意味かまってちゃん状態だ」
ミスが多くて皆がよってたかってカバーしている様子が、まるで構って欲しくてわざとやっている様に見えると言っています。
「かまってちゃん」の類語や類義語
「かまってちゃん」の類語や類義語を紹介します。
- 「目立ちたがり屋」【めだちたがりや】
- 「かまちょ」【かまちょ】
「目立ちたがり屋」【めだちたがりや】
「他の人よりも注目されたくて、わざと派手な言動をする人のこと」という意味です。
「かまちょ」【かまちょ】
「かまってちょうだい」を略したスラングで、「遊んで欲しい人」「かまってちゃんの言い換え」として使われています。
「かまってちゃん」は「かまって欲しくて、目立つことや迷惑な行為をする人のこと」という意味です。
SNSや職場で寂しがり屋の人に使いましょう。