「長たらしい」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「長たらしい」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「長たらしい」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「長たらしい」の意味
- 「長たらしい」の表現の使い方
- 「長たらしい」を使った例文と意味を解釈
- 「長たらしい」の類語や類義語
「長たらしい」の意味
「長たらしい」というのは「いかにも長い」「嫌になるほど長い」という意味であり、「物の言い方や文章が不必要に長い様子」ということになります。
「長ったらしい」と言われることもあり、例えば「あの上司の説教は長たらしくて嫌になる」などと使われます。
小説が好きな人も、無駄に「長たらしい小説」は読んでいても面白くないと感じるかもしれません。
- 「長たらしい」の読み方
「長たらしい」の読み方
「長たらしい」の読み方は、「ながたらしい」になります。
「長ったらしい」の場合は「ながったらしい」になります。
「長たらしい」の表現の使い方
「長たらしい」の表現の使い方を紹介します。
「長たらしい」というのは「不必要に長い」「嫌になるほど長い」という意味で、ネガティブな意味合いを持ちます。
もしも「この小説は長たらしい」と言われたら、それは「この小説は不必要に長い」「この小説は無駄に長い」という意味になります。
「あの先生の脱線話は長たらしい」と言われれば、それは「あの先生の脱線は無駄に長い」という意味で、面白くもないというニュアンスが含まれます。
「長たらしい」を使った例文と意味を解釈
「長たらしい」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「長たらしい」を使った例文1
- 「長たらしい」を使った例文2
「長たらしい」を使った例文1
「この論文は素晴らしいのですが、結論が長たらしいです」
研究者が論文を書いたときに、とても良い論文であっても結論が「長たらしい」ということもあります。
大切なことを詰め込みすぎ、結論がとても長くなってしまった時に読者から「長たらしい」と思われてしまうことがあります。
結論だけではなく、序論が「長たらしく」なってしまうこともあり、論文を書くときには気をつけなければいけません。
「長たらしい」を使った例文2
「あの先生の説明はやたら長たらしいです」
誰かから何かの説明を受けたとき、その説明が簡潔ならば良いのですが「長たらしい」と聞いているだけでも嫌になってしまうかもしれません。
むしろ、何を言われているのか分からなくなるということもあるのではないでしょうか。
誰かに何かを説明するときには簡潔に、短くまとめることを忘れないようにしたいものです。
「長たらしい」の類語や類義語
「長たらしい」の類語や類義語を紹介します。
- 「ぐだぐだした」【ぐだぐだした】
- 「冗長」【じょうちょう】
「ぐだぐだした」【ぐだぐだした】
「ぐだぐだした」というのは「冗長で締まらない状況に陥っている」「締まりがない」「収拾がつかない」という意味です。
「ダラダラした」と言われることもあります。
「冗長」【じょうちょう】
「冗長」というのは「辺方が長たらしく、無駄がある」という意味です。
コンピューターの分野では「予備の装置やシステム、処理系統」を指すこともあります。
「長たらしい」という表現は日常的にも使えますので覚えておきましょう。
自分の説明が「長たらしく」ならないようにしなければいけません。