「図図しい」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「図図しい」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「図図しい」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「図図しい」の意味
- 「図図しい」の表現の使い方
- 「図図しい」を使った例文と意味を解釈
- 「図図しい」の類語や類義語
「図図しい」の意味
「図図しい」というのは「自分勝手に振る舞い、他人に迷惑をかけても気にしないような態度や行動を形容した表現」になります。
「厚かましい」と言われることもありますが、「厚かましい」という表現は「図図しい」という表現以上に他人に迷惑をかけたり、そのことを恥じたり気にしたりしないというイメージが強いと言えるでしょう。
その一方で、「図図しい」という表現にも「他人に迷惑をかけても平気でいる」という意味があります。
- 「図図しい」の読み方
「図図しい」の読み方
「図図しい」の読み方は、「ずうずうしい」になります。
日常的にも使われる表現ですのでぜひ覚えておきましょう。
「図図しい」の表現の使い方
「図図しい」の表現の使い方を紹介します。
「他人の迷惑を顧みず、自分勝手で無遠慮である」という意味であり、例えば近所にも「図図しい」人がいると悩む人もいるのではないでしょうか。
例えば、いつも子供を預かってほしいと予定も聞かずにやってくる近所の人や、いつも調味料を貸してほしいとやってきて絶対に返さない人など、まさに「図図しい」と言えるでしょう。
お願い事ばかりしてきてこっちは断れない、そしてそのことがわかっていない、という人は「図図しい」と烙印を押されてしまう可能性があります。
「図図しい」を使った例文と意味を解釈
「図図しい」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「図図しい」を使った例文1
- 「図図しい」を使った例文2
「図図しい」を使った例文1
「彼女はいつも家に上がり込んで長時間居座るからほんとに図図しい」
人間関係で悩む人も多いのではないでしょうか。
例えばママ友など、いつも自分の家にやってきて長居する、自分たちの都合を全然考えずに居座る、などという悩みを抱えている人もいるかもしれません。
家の家にお邪魔するときにはその人の予定も考える必要があります。
たとえどれだけ仲が良かったとしても、親しき仲にも礼儀ありという表現を忘れないでいたいものです。
「図図しい」を使った例文2
「あのお客さんはいつも図図しいよね」
お客様は神様、という見解もありますが、お店の人も人間であるということを忘れてはいけません。
まるで自分が神様になったかのようにお店の人をこき使ったり、レストランでウェイターを雑に扱うなどということがあれば、周りから「図図しい」などと思われてしまう可能性もあります。
お店の人から本当に「また来てほしい」と思ってもらえるようなお客でありたいものです。
「図図しい」の類語や類義語
「図図しい」の類語や類義語を紹介します。
- 「破廉恥」【はれんち】
- 「恥じらいのない」【はじらいのない】
「破廉恥」【はれんち】
「破廉恥」というのは「人として恥ずべきことを平気でする」という意味です。
「恥を恥とも思わず平気でいる」という意味になります。
「恥じらいのない」【はじらいのない】
「恥じらいのない」というのは「気後れしない」「端と思う様子がない」という意味です。
「厚かましい」と言われることもあります。
「図図しい」という表現は日常的にも使われます。
「図図しい」と思われないようにしたいものです。