「思い知る」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「思い知る」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「思い知る」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「思い知る」の意味
- 「思い知る」の表現の使い方
- 「思い知る」を使った例文と意味を解釈
- 「思い知る」の類語や類義語
「思い知る」の意味
「思い知る」というのは「身に染みてわかる」という意味です。
「ものが強く理解できる」「ひしひしと感じる」という意味であり、ただ単に「わかる」「知る」ではありません。
とてもよく理解できる、痛いことわかる、という時に使われる表現であり、例えば自分の行いを後から反省し、「自分はとても愚かだったと思い知りました」などと感じた経験があるという人もいるのではないでしょうか。
- 「思い知る」の読み方
「思い知る」の読み方
「思い知る」の読み方は、「おもいしる」になります。
日常的にも使われる言い回しですので、ぜひ覚えておきましょう。
「思い知る」の表現の使い方
「思い知る」の表現の使い方を紹介します。
日本は自然災害の国ですが、その一方で大地震などは経験しなければ分からないものでもあります。
どれだけ「地震が来るかもしれない」と持っていても、いざ本当に大地震を経験して「地震の恐ろしさを思い知りました」と感じることもあるのではないでしょうか。
地震が起こると火災が起こる可能性もあります。
「火災の恐ろしさを思い知る」こともあるかもしれません。
実際に経験してその物事の恐ろしさを「思い知る」ことがあります。
「思い知る」を使った例文と意味を解釈
「思い知る」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「思い知る」を使った例文1
- 「思い知る」を使った例文2
「思い知る」を使った例文1
「自分が実際に困り、困っている人の気持ちを思い知りました」
誰かが困っている時、その人に手を差し伸べなかったとしても、いざ自分が困った立場に置かれたときに自分の行いを反省する、ということもあるのではないでしょうか。
いざ自分が困ってみるとその気持ちがよくわかり、「あの時なぜあの人を助けなかったのだろう」と自分の愚かさを「思い知る」ことがあります。
また、困っている人の気持ちを「思い知り」、次こそ助けてあげたいと感じることもあるのではないでしょうか。
「思い知る」を使った例文2
「子供が生まれ、子育ての大変さを思い知りました」
いざ子供が生まれると、子育ては現実です。
子育てで毎日が忙しく、自分の時間など全然取れないと悩む人もいるでしょう。
しかし、子供が生まれる前は「子育てなんて簡単だろうに」などと思っていたことがある人もいるのではないでしょうか。
いざ自分がその立場に立ち、その大変さを実感して「思い知る」ということもあるかもしれません。
「思い知る」の類語や類義語
「思い知る」の類語や類義語を紹介します。
- 「ひしひしと感じる」【ひしひしとかんじる】
- 「痛いほどわかる」【いたいほどわかる】
「ひしひしと感じる」【ひしひしとかんじる】
「ひしひしと感じる」というのは「心の底からそうだと感じる」という意味です。
「身に染みて思う」などとも言われます。
「痛いほどわかる」【いたいほどわかる】
「痛いほどわかる」というのは「ものが強く理解できる」という意味です。
「痛いほど」という言葉には「苦痛を感じるほど甚だしく」「痛切なほど」といった意味があります。
「思い知る」というのは日常的に使われる表現です。
ぜひ覚えておきましょう。