「むき出し」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「むき出し」は、同様の意味で色々な対象に使うことができる言葉です。
目次
- 「むき出し」の意味とは?
- 「むき出し」の表現の使い方
- 「むき出し」を使った例文と意味を解釈
- 「むき出し」の類語や類義語
「むき出し」の意味とは?
「むき出し」とは、「外に露出してしまっている」ことの表現として使います。
例えば、「この照明器具は電球がむき出しになっている」とすると、電球に傘が付いただけのような照明器具を表しているのだと分かります(そのような照明器具は、俗に「裸電球」と呼ばれます)。
また、物理的な対象だけでなく、感情などにも使える言葉で、「怒りがむき出しの様子だった」と言った場合、誰が見ても怒っているのが分かるような表情、態度という意味になります。
「むき出し」の表現の使い方
「むき出し」の表現の使い方を紹介します。
この言葉は使える対象が広く、上に挙げた例以外にも、「弱点がむき出しだ」などと使えば、弱点があらわになっていると表現でき、「夏に肌がむき出しになっていると、すぐに焼けてしまう」のような使い方をしても構いません。
対象がどのようなものであれば、外に露出している、見ただけで分かることの表現となる言葉で、「特に隠そうとしていない」というニュアンスを含めて使われることも多いです。
「むき出し」を使った例文と意味を解釈
「むき出し」を使った例文と、その意味の解釈です。
隠そうとしていたとしても、見えて(誰にでも分かって)しまっている場合には、この「むき出し」と使うことができます。
- 「むき出し」を使った例文1
- 「むき出し」を使った例文2
「むき出し」を使った例文1
「コンクリートがむき出しの外見とは違って、中はすごく綺麗なマンションだ」
近年では、外観はコンクリートだけで、一見で建設中かと思ってしまうような建物も増えています。
そのような建物に限って、中はとても綺麗なことが多いと言えるかも知れません。
マンションにもこのような建物は多く、そのギャップ感を狙っている作りなのだと考えていいでしょう。
「むき出し」を使った例文2
「さすがにこんな所で感情をむき出しにするのはいただけない」
ここで感情をあらわにしてはいけないといったシチュエーションだと想像できる使い方です。
相手が自分より遥かに上の立場だったり、それが好ましくない相手の場合には、こみ上げてくるものがあったとしても、それを抑えることが大切です。
大人になると、否が応にもそれが求められてくるものです。
「むき出し」の類語や類義語
「むき出し」の類語や類義語を紹介します。
使い方によっては似た意味になる言葉です。
- 「露骨」【ろこつ】
「露骨」【ろこつ】
隠そうとせず、遭えてそう表して(見せて)いるという意味で使う言葉です。
よって、「むき出し」に先に挙げた「隠そうとしていない」というニュアンスを含んで使う時にはよく似た意味になす。
「いかにも露骨に見せている」といったような使い方がそれに当たり、こちらも色々な対象に使える表現です。
「むき出し」という言葉、あまり響きはよくありませんが、使い道の広い便利な言葉だと言っていいでしょう。