「無名」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
作家や芸能人で「無名」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「無名」の意味
- 「無名」の表現の使い方
- 「無名」を使った例文と意味を解釈
- 「無名」の類語や類義語
「無名」の意味
「無名」の意味は以下の3つです。
1つ目は「名前が分らないこと」という意味で、現在では書類などに名前を書かなかったり、書き忘れることを言います。
2つ目は「世間に名前が知られてないこと」という意味で、こちらが売れない作家や芸能人に対して使われます。
3つ目は「むみょう」と読む時の意味で「仏教用語で概念として捉えられず、名づけようがないこと」という意味です。
- 「無名」の読み方
- 「無名」の言葉の成り立ち
「無名」の読み方
「無名」の読み方は、「むめい」または「むみょう」になります。
「むめい」と読む時は上記1つ目と2つ目の意味、「むみょう」と読む時には3つ目の意味で使われます。
「無名」の言葉の成り立ち
「無名」の「無」は「ない」とも読み、「存在しない」「~がない」「~しない」「ないがしろにする」という意味があります。
「名」は「な」とも読み、「なまえ」「接頭語として、評判が高い、すぐれているの意」「接尾語として人数を表す」という意味があります。
これらの漢字が組み合わさり「名前がない」「名前が記憶にない」という意味で使われる様になりました。
「無名」の表現の使い方
「無名」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 世間一般に知られていない時に使われる
文法的な使い方
「無名」は名詞ですので、文末に使う時には形容動詞として「無名だ・である」になります。
副詞として使われる時には「無名で」になり、形容詞として使われる時には「無名な〇〇」になります。
世間一般に知られていない時に使われる
「無名」は、世間一般の人に認識されていない人に対して使われます。
「無名」と言ってもマニアックな世界では有名になっていて、少数ながらファンを持っている人もいます。
「無名」を使った例文と意味を解釈
「無名」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「無名」を使った例文1
- 「無名」を使った例文2
「無名」を使った例文1
「今回の文学賞は無名の作家が受賞した」
文学における賞は、今までベストセラーを出していたり、ある程度有名な作家がノミネートされることが多くなります。
全く無名の作家が、大きな賞を取ったことに対する驚きを表しています。
「無名」を使った例文2
「イベントに無名のバンドが出てきたが非常に感動した」
地方のイベントに全く無名のバンドが出演したのですが、その演奏に多くの人が感動したことを表しています。
「無名」の類語や類義語
「無名」の類語や類義語を紹介します。
- 「知名度が低い」【ちめいどがひくい】
- 「日の目を見ない」【ひのめをみない】
「知名度が低い」【ちめいどがひくい】
「世間的に名前が知られている度合いが少ないこと」という意味です。
「日の目を見ない」【ひのめをみない】
「世間に注目される機会がないこと」という意味です。
「無名」は主に「名前が分らないこと」「世間に名前が知られてないこと」という2つの意味で使われます。
プロでも名前を知らない人がいた時に使いましょう。