「半畳を入れる」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「半畳を入れる」とは?意味

「半畳を入れる」には、「他人の言動に非難や、挑発する言葉で罵ること」という意味があります。

• 「半畳を入れる」の読み方
• 「半畳を入れる」の由来

「半畳を入れる」の読み方

「半畳を入れる」の読み方は、「はんじょうをいれる」になります。

「半畳を入れる」の由来

「半畳を入れる」という言葉は、昔、芝居を見ていた見物人が役者や芸人の芸が不満な時、敷いてあった半畳を舞台に投げ入れたことに由来しています。

「半畳を入れる」の表現の使い方

「半畳を入れる」の表現の使い方を紹介します。

「半畳を入れる」は、「他人の言動に非難やからかいの言葉をかけること」を意味します。

そこで、誰かの言動に、非難やからかいの言葉をかけている場面を見た時に、「半畳を入れる」という言葉を使ってみましょう。

例えば、会社の忘年会で、新入社員が出し物をするという風習がある会社もあるでしょう。

新入社員の出し物が稚拙なため、他の社員がからかいの言葉をかけるかもしれません。

そのような様子を見た時、「新入社員の出し物に、他の社員が半畳を入れる」というように、「半畳を入れる」という言葉を使ってみましょう。

「半畳を入れる」を使った例文や短文など

「半畳を入れる」を使った例文とその意味を解釈していきます。

• 「半畳を入れる」を使った例文1
• 「半畳を入れる」を使った例文2

「半畳を入れる」を使った例文1

「結婚式で、友人代表として挨拶していると、同級生から『半畳を入れられる』」

この例文は、結婚披露宴で友人代表として挨拶していたら、同級生からからかいの言葉を掛けられたという文章になります。

このように「半畳を入れる」には、「他人の言動に非難やからかいの言葉をかける」という意味があります。

「半畳を入れる」を使った例文2

「選挙戦のため政治家がスピーチしていると、観衆が『半畳を入れた』」

この例文は、総選挙などを前にして、政治家が街頭でスピーチしている場面になります。

スピーチの内容を非難するための、掛け声が飛んだという意味があります。

このように誰かの言動を非難する様子を、「半畳を入れる」と表現します。

「半畳を入れる」の類語や類義語・言い換え

「半畳を入れる」の類語や類似を紹介します。

• 「野次る」【やじる】
• 「はやし立てる」【はやしたてる】

「野次る」【やじる】

「野次る」には、「他人の言動に対して大声で非難したり面白半分に茶化したりすること」という意味があります。

「半畳を入れる」と似た意味があり、言い換えにも使える言葉になります。

「国会で政治家が野次る」などという使い方をします。

「はやし立てる」【はやしたてる】

「はやし立てる」には、「相手をからかうこと」という意味があります。

「新郎新婦をはやし立てる」などという使い方をします。