「散逸」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「散逸」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「散逸」という言葉を使った例文や、「散逸」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「散逸」とは?意味
- 「散逸」の表現の使い方
- 「散逸」を使った例文や短文など
- 「散逸」の類語や類義語・言い換え
「散逸」とは?意味
「散逸」には、「まとまっていた書物や収集物などが、ばらばらになって行方が分からなくなること」という意味があります。
- 「散逸」の読み方
「散逸」の読み方
「散逸」の読み方は、「さんいつ」になります。
「散逸」の表現の使い方
「散逸」の表現の使い方を紹介します。
「散逸」は、「まとまっていた物が、散り散りバラバラになって行方が分からなくなること」を意味します。
そのため、まとまっていた物が、散り散りばらばらになり、行方が分からなくなった時、「散逸」という言葉を使ってみましょう。
例えば、ボードゲームに必要なカードを落とし、ばらばらになり、さらに何枚かのカードの行方が分からなくなることがあるかもしれません。
ゲームをするためには、全てのカードをそろえる必要があるため、探すことになります。
このような時、「散逸したボードゲーム用のカードを探す」などと「散逸」を使った文章にできます。
「散逸」を使った例文や短文など
「散逸」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「散逸」を使った例文1
- 「散逸」を使った例文2
「散逸」を使った例文1
「アルバムの写真が『散逸』し、どの時代の写真か分からなくなる」
この例文は、アルバムに入っていたはずの写真が、ばらばらになり、行方が分からなくなったとい場面になります。
年代別に整理されていた写真がばらばらになったため、どの写真がどの時代の写真家分からなくなったという意味も含まれています。
このように「散逸」には、「まとまっていた物が、散り散りバラバラになって行方が分からなくなること」という意味があります。
「散逸」を使った例文2
「『散逸』した、コレクションを再び集める」
この例文は、まとまっていたあるコレクションがばらばらになり、行方が分からなくなったため、もう一度集め直すという意味があります。
例えば子供の頃に集めていたフィギアや切手などのコレクションが、数十年を経ることで、行方が分からなくなることがあります。
そのような時、この例文のように、「散逸」したコレクションを、大人になり集め出すかもしれません。
「散逸」の類語や類義語・言い換え
「散逸」の類語や類似を紹介します。
- 「散る」【ちる】
- 「紛失」【ふんしつ】
「散る」【ちる】
「散る」は「花などが、茎や枝から離れて落ちること」を意味します。
また「まとまっていたものが、ばらばらになり、消失すること」という意味があります。
「花びらが散る」「破片が散る」などという使い方をします。
「紛失」【ふんしつ】
「紛失」は「物が紛れて、失くすこと」を意味します。
「定期券を紛失する」「書類を紛失する」などという使い方をします。
「散逸」という言葉について見てきました。
まとまっていた書物や収集物などが、ばらばらになって行方が分からなくなることについて話す時、「散逸」という言葉を使ってみましょう。