「わざわざ」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「わざわざ」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「わざわざ」という言葉を使った例文や、「わざわざ」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「わざわざ」とは?意味
- 「わざわざ」の表現の使い方
- 「わざわざ」を使った例文や短文など
- 「わざわざ」の類語や類義語・言い換え
「わざわざ」とは?意味
「わざわざ」には、「他のことのついでではなく、意識的にその物事に時間や労力を費やしたこと」という意味があります。
また「わざわざ」は、「しなくてもよいことを、 作為的にあえて物事を行うこと」を意味します。
「わざわざ」の表現の使い方
「わざわざ」の表現の使い方を紹介します。
「わざわざ」は、「他のことのついでではなく、意識的にその物事に時間や労力を費やしたこと」を意味します。
例えば、コンビニにスポーツ新聞を買いに行くとします。
コンビニで、食べ物や飲み物を購入するついでではなく、スポーツ新聞を買うために、コンビニに行くというケースもあるでしょう。
この場合は、「わざわざコンビニまで、スポーツ新聞を買いに行く」と「わざわざ」を使った文章にできます。
また「わざわざ」は、「しなくてもよいことを、 作為的にあえて物事を行うこと」を意味します。
例えば、結婚しているのに浮気をする人は、しなくてもよいことをことさらにしている印象になります。
そのため、「わざわざ浮気をして、妻を怒らせる夫」などと、「わざわざ」を使った文章にできます。
「わざわざ」を使った例文や短文など
「わざわざ」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「わざわざ」を使った例文1
- 「わざわざ」を使った例文2
「わざわざ」を使った例文1
「私に会うために、彼が『わざわざ』会社を尋ねてくれる」
この例文は、仕事関係者が自分に会うために、ついでではなく会社を訪ねてくれたという文章になります。
このように「わざわざ」には、「他のことのついでではなく、意識的にその物事に時間や労力を費やしたこと」という意味があります。
用事のついででも誰かが訪ねてくれることは嬉しいですが、「わざわざ」の場合は、より嬉しいかもしれません。
「わざわざ」を使った例文2
「『わざわざ』上司に怒られるようなことをする同僚」
この例文は、上司に怒られるようなことを、ことさらにするように見える、同僚についての文章になります。
このように「わざわざ」は、「しなくてもよいことを、 作為的にあえて物事を行うこと」を意味します。
普通に仕事をしていれば怒られないのに、しなくてもいいことをして、怒られている様子の人は、「わざわざ怒られている」ように見えるかもしれません。
「わざわざ」の類語や類義語・言い換え
「わざわざ」の類語や類似を紹介します。
- 「あえて」【あえて】
- 「いちいち」【いちいち】
「あえて」【あえて】
「あえて」は、「やりにくいことを知りつつも、分かっていながらすること」を意味します。
「あえて、言いにくいことを言う」という言葉には、「言いにくいことを、押し切って言う」という意味があります。
「あえて、強敵と戦うことを選ぶ」「あえて遠回りする」などという使い方をします。
「いちいち」【いちいち】
「いちいち」には「個々の物事」「一つまた一つ」という意味があります。
「いちいち、文句を言う」という言葉には「一つ一つ文句を言う」という意味があります。
「わざわざ」という言葉について見てきました。
他のことのついでではなく、特にそのためだけにすることについて話す時、また、しなくてもよいことを、ことさらにする様子を見た時などに、「わざわざ」という言葉を使ってみましょう。