「酔いしれる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「酔いしれる」という表現を使ったことがあるでしょうか。
ここでは「酔いしれる」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「酔いしれる」の意味
- 「酔いしれる」の表現の使い方
- 「酔いしれる」を使った例文と意味を解釈
- 「酔いしれる」の類語や類義語
「酔いしれる」の意味
この表現には「ひどくお酒に酔って正体がなくなる」という意味もありますし、それ以外にも「あることに心を奪われてうっとりする」という意味もあります。
「お酒に酔いしれる」と言えば、それは「お酒を飲んで心身が正常な状態ではない」ということです。
また、「美しいコンサートでその音色に酔いしれました」と言えば、それは「きれいなコンサートに行って心を奪われ、うっとりした」という意味です。
- 「酔いしれる」の読み方
「酔いしれる」の読み方
この表現の読み方は、「よいしれる」になります。
日常的にも使われる表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「酔いしれる」の表現の使い方
この表現の使い方を紹介します。
男女問わず、先輩の素晴らしい奨励や人生の経験などを聞き、「この人すごいなぁ」と感じた経験を持つ人も多いのではないでしょうか。
そのような場合、「先輩の話に酔いしれた」と表現できます。
あるいは「自分に酔いしれる」という表現もあり、この場合は「自分の言動に酔う」「独りよがりになる」という意味になるのです。
「自分の言動に酔う」というのは少々自己満足な感じがしますので、控えた方が無難です。
「酔いしれる」を使った例文と意味を解釈
「酔いしれる」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「酔いしれる」を使った例文1
- 「酔いしれる」を使った例文2
「酔いしれる」を使った例文1
「彼女は好意を寄せている部長の話に酔いしれました」
漫画などでは、女子高生が所属している部活の部長に恋をし、その部長の話に「酔いしれる」という描写がなされることがあります。
確かに、好きな人が話をしていたらじっと聞き入ってしまうという人も多いでしょう。
好きな人の話が聞けるとなれば、それだけで嬉しくなるという人も多いかもしれません。
「酔いしれる」を使った例文2
「彼はすっかり自分に酔いしれていました」
自分に酔いしれるというのはかっこつけるということであり、自己満足に浸っているという事でもあります。
しかし、自分で何かを発言し、自分の発言に「酔いしれる」こともあるかもしれません。
ただし、「酔いしれている」のは自分だけで、周りが冷静に見ていることもありますので、自分の言動は客観的に見る必要があります。
「酔いしれる」の類語や類義語
「酔いしれる」の類語や類義語を紹介します。
- 「魅了される」【みりょうされる】
- 「魅惑的」【みわくてき】
「魅了される」【みりょうされる】
「魅了される」というのは「異性などの魅力に惹きつけられる」という意味です。
「惹かれる」と言われることもあります。
「魅惑的」【みわくてき】
「魅惑的」というのは「魅力で人を引きつけ惑わす」という意味です。
「美しさや官能さで人の心を引きつけ、惑わせること」ということです。
「酔いしれる」という表現は日常的にも使われますのでぜひ覚えておきましょう。
何かに「酔いしれる」のは幸せなことかもしれません。