「教訓」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「教訓」の意味

「教訓」とは教えさとすこと、またその教えの内容のことを言います。

• 「教訓」の読み方

「教訓」の読み方

「教訓」の読み方は、「きょうくん」になります。

「教訓」の表現の使い方

「教訓」の表現の使い方を紹介します。

「教訓」とは教えたり、さとすことです。

またその教えの内容のことも「教訓」と言います。

何かを学んだ、自分の為になり今後の人生に活かすことができるという場合に「貴重な教訓を得た」「いい教訓となった」などと使います。

他には「人生の教訓」「教訓をたれる」「教訓を活かしていく」などもあります。

「教訓」を使った例文と意味を解釈

「教訓」を使った例文とその意味を解釈していきます。

• 「教訓」を使った例文1
• 「教訓」を使った例文2

「教訓」を使った例文1

「今回の件は、あの子にとっていい教訓となったことでしょう」

何か失敗をしたり、辛いことがあったとしてもそこから学ぶことがあったり、いい人生勉強となることがあります。

そのような場合は「いい教訓となった」という風に言い表します。

教えられた、学びとなったという意味合いになります。

「教訓」を使った例文2

「先生はここぞとばかりに、教訓をたれるのだった」

教えてさとすこと、為になる話を言い聞かせることなどを「教訓をたれる」という言い方をします。

「教訓」の類語や類義語

「教訓」の類語や類義語を紹介します。

• 「格言」【かくげん】
• 「戒め」【いましめ】
• 「苦い薬」【にがいくすり】
• 「説法」【せっぽう】

「格言」【かくげん】

「格言」とは短い言葉の中に、人生において大切なこと、処世術などを述べて、教えや戒めとなることを言います。

例えば「石の上にも三年」「沈黙は金なり」といった言葉は「格言」となります。

「戒め」【いましめ】

「戒め」とは失敗をしないように、間違いを起こさないようにと前もって与える注意のことです。

「師匠からの戒めを守っている」「今から言うことはお前への戒めだから忘れないようにしなさい」などと使います。

「苦い薬」【にがいくすり】

「苦い薬」とは、舌に嫌な味となる薬のことを言いますが「良薬は口に苦し」とされますように、辛い、苦しい経験は自分の為になっているという意味で使う言葉でもあります。

「彼女にとってこの経験は苦い薬です、きっと将来役に立ちます」「私にとって、この件は苦い薬となった」などと使います。

「説法」【せっぽう】

「説法」とは、仏の教えを説いて聞かせるという意味と、意見をすること、自分の考えていることを相手に言い聞かせることという意味があります。

「父親に説法された」「いくら先生が説法したところで、彼の考えは変わらない」という風に使います。