「訝しがる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「訝しがる」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「訝しがる」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「訝しがる」の意味
- 「訝しがる」の表現の使い方
- 「訝しがる」を使った例文と意味を解釈
- 「訝しがる」の類語や類義語
「訝しがる」の意味
「訝しがる」というのは形容詞「訝しい」が接尾語「がる」により動詞化した形になります。
「訝しがる」とは「物事が嘘ではないかと考えること」「疑わしく思う」という意味であり、「訝しい」という表現には「物事が不明であることを怪しく思う」という意味があります。
例えば、大学時代の友人が大企業の社長と結婚したなどという話を聞き、「訝しがる」ことがあるかもしれません。
- 「訝しがる」の読み方
「訝しがる」の読み方
「訝しがる」の読み方は、「いぶかしがる」になります。
日常的にも使える表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「訝しがる」の表現の使い方
「訝しがる」の表現の使い方を紹介します。
「訝しがる」というのは「疑わしく思う」という意味です。
例えば、誰かから大きなダイヤモンドの指輪を魅せられ、「これが1万円だった」と聞いたら、「訝しがる」という人もいるのではないでしょうか。
絶対にモテないと思っていた大学時代の同級生がイケメンと結婚した、などという話を聞いたら、「訝しがる」こともあるかもしれません。
「訝しがる」を使った例文と意味を解釈
「訝しがる」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「訝しがる」を使った例文1
- 「訝しがる」を使った例文2
「訝しがる」を使った例文1
「なぜ息子は勉強しているはずなのに成績が悪いのか、母はずっと訝しがっていた」
子供が勉強知っているふりをして実は漫画を読んでいた、などというのは珍しくありません。
それは試験の結果を見ればすぐにわかってしまうことです。
しかし、子供が一生懸命勉強しているはずなのにもかかわらず、成績が全然上がらなかったら、なぜそのようなことが起こるのか不思議に思う人もいるのではないでしょうか。
本当に勉強しているのに成績が上がらないなどということであれば、もしかしたら何か理由があるのかもしれません。
「訝しがる」を使った例文2
「偏差値の低かった彼がなぜあの大学に合格できたのか、先生は訝しがっていた」
偏差値が低かったり、成績が低かったりする人がなぜハイレベルの大学に合格できるのか、不思議だという人もいるのではないでしょうか。
もちろん、最後の最後まで諦めずに勉強したからかもしれませんが、いつもの成績が悪い場合、なぜあんな成績でこの大学に合格できたのか、疑わしく思ってしまう人もいるかもしれません。
「訝しがる」の類語や類義語
「訝しがる」の類語や類義語を紹介します。
- 「怪訝に思う」【けげんにおもう】
- 「怪しむ」【あやしむ】
「怪訝に思う」【けげんにおもう】
「怪訝に思う」というのは「不思議だ、何か変だ、おかしい、といった印象を持つこと」という意味です。
「怪訝」という表現には「納得がいかない」という意味があります。
「怪しむ」【あやしむ】
「怪しむ」というのは「怪しいと思う」「懸念を抱く」という意味です。
「疑う」という事です。
「訝しがる」という表現は日常的にも使える言い回しです。
ぜひ意味を覚えておきましょう。