「志す」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「志す」という表現を使った経験があるでしょうか。
ここでは「志す」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「志す」の意味
- 「志す」の表現の使い方
- 「志す」を使った例文と意味を解釈
- 「志す」の類語や類義語
「志す」の意味
「志す」というのは「目的や目標を立て、そのことをしようと心に決める」という意味です。
「あることをしようと思い定める」「心の中に立てた目的や目標に向かって進もうと決心する」ということです。
「志す」という表現はなんだかオーバーだと感じることもあるかもしれませんが、問えば「貯金をしよう」「節約をしよう」「英語を勉強しよう」などと思ったのであれば、それは「志す」ということになるのです。
- 「志す」の読み方
「志す」の読み方
「志す」の読み方は、「こころざす」になります。
特に学校などで使われることが多い表現だといえます。
「志す」の表現の使い方
「志す」の表現の使い方を紹介します。
中には、中学生や高校生のうちから「将来この仕事をしたい」「大学ではこれを勉強したい」などとはっきり決めた経験があるという人もいるのではないでしょうか。
大学生になってから将来のことを考える人も多いですし、いざ大学に入っても何を勉強したら良いのかわからない、と感じる学生は少なくないと言われています。
そんな中で、早くから将来に関して「志し」、勉強を進めている人もいるかもしれません。
英語を勉強したい、将来は医者として働きたい、と決意したのであれば、それは「志す」ということになります。
「志す」を使った例文と意味を解釈
「志す」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「志す」を使った例文1
- 「志す」を使った例文2
「志す」を使った例文1
「彼女は節約を志し、きちんと貯金を続けています」
「志す」というとなんだか大層な目標を立てなければいけないように感じる人もいるかもしれませんが、それでも何かしらの目標があります。
例えば、最近は老後に向けて貯金するという人もいるのではないでしょうか。
なかなかお給料が上がらない昨今、とにかく節約を「志す」人もいるかもしれません。
子供がいると学費のためにも貯金をしていかなければいけないことがあります。
「志す」を使った例文2
「彼は英語を習得しようと志し、語学学校に通っています」
最近は英語が必要だと言われています。
その一方で日本は英語を話せなくても問題なく生活できる国であり、日本語だけしか話せなくても困りません。
しかし、やはり海外で活躍したい、大きく羽ばたきたい、などと思うのであれば、英語は必須だと言えるでしょう。
そのため大学に通いながら語学を勉強する人も多く、最近は仕事をしながら語学学校に通うなどという人もいるようです。
「志す」の類語や類義語
「志す」の類語や類義語を紹介します。
- 「目標にする」【もくひょうにする】
- 「目指す」【めざす】
「目標にする」【もくひょうにする】
「目標にする」というのは「提案または意図する」という意味です。
「将来到達すべきものとして心に決める」「見据える」などと言われることもあります。
「目指す」【めざす】
「目指す」というのは「そこを目標として進んでいく」という意味です。
「頂上を目指して登る」などと使われます。
「志す」という表現は日常的にも使える言い回しです。
何かを「志して」生活できるのはありがたいことかもしれません。