「うぶ」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
映画やドラマ、日常会話などで「うぶ」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「うぶ」とは?意味
- 「うぶ」の表現の使い方
- 「うぶ」を使った例文と意味を解釈
- 「うぶ」の類語や類義語
「うぶ」とは?意味
「うぶ」の意味は以下の2つになります。
1つ目は、「世間ずれしていなくて、ういういしいこと」という意味です。
社会に入った時に、正しいことや一般常識的な知識しかありません。
大人としてのウソや冗談、ごまかしなどを身に付けていないので、うまく世渡りができずに戸惑ってしまう人のことを言います。
2つ目は、「まだ異性との接し方に慣れてない人」という意味です。
真面目で純粋で、どの様に恋愛をしたら良いのか迷ってしまう人のことを言います。
- 「うぶ」の漢字
- 「初」「初心」の漢字の意味
「うぶ」の漢字
「うぶ」を漢字で表記すると「初」「初心」になります。
「初心」は「しょしん」とも読み、前後の内容で判断する必要があります。
「初」「初心」の漢字の意味
「初」は「はつ」とも読み、「初めてであること」「名詞の上に付けて『はじめての~』を表す」という意味があります。
「心」は「こころ」とも読み、「理性や知識、感情、思考など精神に関すること全て」「偽りや飾りのない本当の気持ち」「身に付いた思考や性質」という意味があります。
これらの漢字が組み合わさり「精神的に初めてだと感じること」という意味で使われています。
「うぶ」の表現の使い方
「うぶ」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 良い意味と悪い意味で使われる
文法的な使い方
「うぶ」は名詞ですので、文末に使う時には形容動詞として「うぶだ・である」になります。
形容詞として使う時には「うぶな〇〇」になります。
良い意味と悪い意味で使われる
「うぶ」は世の中の悪いことを知らず、純粋で素直な気持ちがあるという点で良い意味で使われます。
一方、世の中を知らない、不器用である、男女関係に疎いなど、少し見下す意味で使われることもあります。
「うぶ」を使った例文と意味を解釈
「うぶ」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「うぶ」を使った例文1
- 「うぶ」を使った例文2
「うぶ」を使った例文1
「部長の親父ギャグにうぶな新人が戸惑っていた」
いつも親父ギャグを言う部長がいるのですが、慣れている部下はスルーできます。
新人はまだ慣れていないので、真面目に受け答えしようとして困っていることを表しています。
「うぶ」を使った例文2
「彼女はうぶでまだ彼氏と手もつなげていない」
恋愛に対して慣れていない女性がいて、折角彼氏ができてデートをしても手もつなげない状態であることを表しています。
「うぶ」の類語や類義語
「うぶ」の類語や類義語を紹介します。
- 「純真」【じゅんしん】
- 「世間知らず」【せけんしらず】
「純真」【じゅんしん】
「心に私欲や邪念などのけがれがないこと」という意味です。
「世間知らず」【せけんしらず】
「人生経験が少なく、世渡り術をみに付けていない人」という意味です。
「うぶ」は「世間ずれしていなくて、ういういしいこと」「まだ異性との接し方に慣れてない人」という意味があります。
とにかく新鮮で社会人として世馴れていない人に対して使いましょう。