「由々しき」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「由々しき」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「由々しき」という言葉を使った例文や、「由々しき」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「由々しき」とは?意味
- 「由々しき」の表現の使い方
- 「由々しき」を使った例文や短文など
- 「由々しき」の類語や類義語・言い換え
「由々しき」とは?意味
「由々しき」には、「程度がはなはだしい」「重大である」「容易ならない」という意味があります。
- 「由々しき」の読み方
「由々しき」の読み方
「由々しき」の読み方は、「ゆゆしき」になります。
「由々しき」の表現の使い方
「由々しき」の表現の使い方を紹介します。
「由々しき」には、「後に問題が起こる懸念があり、看過できないこと」という意味があります。
そのため、そのような様子の時に、「由々しき」という言葉を使ってみましょう。
例えば、新聞を見ると、重大だと思えるような事件が起こっているのを見つけられるかもしれません。
そのような事件に対して、「由々しき事件が起きた」などと、「由々しき」という言葉を使ってみましょう。
「由々しき」を使った例文や短文など
「由々しき」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「由々しき」を使った例文1
- 「由々しき」を使った例文2
「由々しき」を使った例文1
「このまま両国間の関係が悪化するのは『由々しき』問題だ」
この例文は、ある二つの国の関係性が悪くなっていて、このままさらに悪化してしまえば、重大な国際問題に発展しかねないという意味があります。
このように「由々しき」には、「後に問題が起こる懸念があり、看過できないこと」という意味があります。
「由々しき」を使った例文2
「ぽっちゃりした容姿がダイエットを始めたのは、『由々しき』問題だ」
この例文は、ある男性がぽっちゃりした女性のことが好きで、その女性がダイエットを始めたことに対して、重大な問題だと感じている場面になります。
彼女がダイエットに成功してしまえば、彼が好きなぽっちゃりした女性は、この世から消えてしまうためです。
「由々しき」の類語や類義語・言い換え
「由々しき」の類語や類似を紹介します。
- 「忌々しい」【いまいましい】
- 「恐ろしい」【おそろしい】
「忌々しい」【いまいましい】
「忌々しい」には「悔しい、腹立たしい、癪にさわる」、また「はばかり遠慮するべきであるとか、不吉なことを連想させる、縁起が悪い」という意味があります。
「忌々しい事件」「忌々しい過去」などという使い方をします。
「恐ろしい」【おそろしい】
「恐ろしい」には、「危険を感じる不安な状態」「こわい」という意味があります。
また「程度がはなはだしい」「驚くほど優れている」「驚くほどひどい」という意味があります。
「恐ろしい戦争」には「危険を感じられる戦争」という意味があります。
また「恐ろしい人」「恐ろしい事態」などという使い方をします。
「由々しき」という言葉について見てきました。
程度がはなはだしい時、重大である時、容易ならない時に、「由々しき」という言葉を使ってみましょう。