「則る」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「則る」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「則る」という言葉を使った例文や、「則る」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「則る」とは?意味
- 「則る」の表現の使い方
- 「則る」を使った例文や短文など
- 「則る」の類語や類義語・言い換え
「則る」とは?意味
「則る」には、「お手本に則って、従うこと」「規準、規範に準拠し従うこと」という意味があります。
- 「則る」の読み方
「則る」の読み方
「則る」の読み方は、「のっとる」になります。
「則る」の表現の使い方
「則る」の表現の使い方を紹介します。
「則る」には、「お手本に則って、従うこと」「規準、規範に準拠し従うこと」という意味があります。
そのため何かを手本にして従っている様子を見た時などに、「則る」という言葉を使ってみましょう。
例えば、野球の試合をする時は、適当なルールでする時もあれば、きちんとしたルールに従ってすることもあります。
草野球でもプロ野球のルールを手本として従うこともあるでしょう。
このような時、「プロ野球のルールに則って、試合をする」などと、「則る」という言葉を使ってみましょう。
「則る」を使った例文や短文など
「則る」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「則る」を使った例文1
- 「則る」を使った例文2
「則る」を使った例文1
「今年の体育祭も、前回までの決まりに『則る』ことにする」
この例文は、体育祭の運営について、生徒会などが話し合っている場面になります。
話し合いの結果、今年の体育祭も、前回通りの決まりを手本として従うことになったようです。
このように「則る」には、「お手本に則って、従うこと」という意味があります。
「則る」を使った例文2
「このドラマは、かなり原作に『則っている』ため面白い」
この例文は、ドラマが原作を手本にして、かなり忠実に従っているため、面白いという意味になります。
原作もののドラマは、原作を参考程度に扱うか、脚本のように扱うか、作り手により分かれますが、後者だったようです。
「則る」の類語や類義語・言い換え
「則る」の類語や類似を紹介します。
- 「準じる」【じゅんじゅる】
- 「倣う」【ならう】
「準じる」【じゅんじゅる】
「準じる」には、「何かの基準や根拠に則り従う」「正規なルールや規則などの決まりことになぞらえる」という意味があります。
「今回の意見は、○○という本に準じる」という場合、「今回の意見は、○○という本を根拠にして従う」という意味があります。
「倣う」【ならう】
「倣う」には、「まねる」「同じようにする」という意味があります。
「兄に倣って、水泳を始める」という言葉には、「兄を手本として、水泳をする」という意味があります。
「先人に倣う」「過去の例に倣う」などという使い方をします。
「則る」という言葉について見てきました。
手本として従うことについて、規準、規範として従うことについて話す時、「則る」という言葉を使ってみましょう。