「心酔」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
皆さんは「心酔」という言葉を色々な場面で耳にしたり、目にすることがあるかと思います。
「心酔」と言うと、何か強い思いで相手を見たり、信じたりするような印象があります。
実際には、どのような意味があり、どんなシチュエーションで使われているのでしょうか?
今回は、この「心酔」にフォーカスを当てていくことにします。
目次
- 「心酔」の意味
- 「心酔」の表現の使い方
- 「心酔」を使った例文と意味を解釈
- 「心酔」の類語や類義語
「心酔」の意味
「心酔」とは、「心から慕って感心すること」、または、「夢中になってそれにふけること」という意味がある言葉です。
- 「心酔」の読み方
「心酔」の読み方
「心酔」は「しんすい」という読み方をしますので、ここでしっかりとチェックしておきましょう。
「心酔」の表現の使い方
「心酔」は「心から慕って感心すること」という意味がありますので、崇高な理念やそのような偉い人を信じて慕うような場面で使われることになります。
また、「夢中になりふけること」という意味では、興味をひくような音楽などに夢中になる時に使われます。
「心酔」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「心酔」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「心酔」を使った例文1
- 「心酔」を使った例文2
「心酔」を使った例文1
「最近は日本の文化に心酔する西洋人が増えてきた」
今、街の中を見渡してみると、外国人がとても増えてきました。
海外からの観光客でもあるのですが、実際に日本に腰を据えて、落ち着く西洋人も少なくありません。
彼は、日本古来の文化、独自の慣習に心酔して、ここに訪れて来るのです。
「心酔」を使った例文2
「あの政治家は、大衆を心酔させて従わせる能力がある。とても素晴らしい力であるが、恐ろしくもある」
世の中には、このように多くの人々を「心酔」させてしまう政治家がいます。
彼らは、理想主義を掲げて、大衆を扇動してある方向に向かわせる力を持っているのですが、それが間違った方向だと、とても恐ろしいことです。
買ってのヒトラーのような人物です。
私達は、そのような政治家を冷静に見極めなければなりません。
「心酔」の類語や類義語
「心酔」を他の言葉で言い換えるするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「愛慕」【あいぼ】
- 「傾倒」【けいとう】
「愛慕」【あいぼ】
「愛慕」という言葉が「心酔」に近い意味を持つ類義語として挙げることができます。
「深く愛し慕うこと」という意味で使われていますが、その慕う想いは、とても深いものがありそうです。
「傾倒」【けいとう】
「傾倒」という言葉も類義語となります。
「ある人物・物事・思想に強く心を引かれて夢中になること」や「全心を傾けて持っているものの全てを出しきって、その仕事に当たること」、という意味になります。
「心酔」という言葉の意味や使い方を見てきましたが、私達も生活の中で、「心酔」するようなことがあることでしょう。
そのことに意識を集中することで、とても良い結果が生まれればいいのですが、時として人に迷惑をかけてしまうこともあるので、注意が必要です。