「満喫」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「満喫」という言葉は、本来の意味の他に、あるお店の略語としても使われることもあります。
目次
- 「満喫」の意味とは?
- 「満喫」の表現の使い方
- 「満喫」を使った例文と意味を解釈
- 「満喫」の類語や類義語
「満喫」の意味とは?
「満喫」とは、「充分に満足すること」を指して使う言葉です。
それが飲食であったり、あるいはレジャーなど、使える対象の広い言葉で、本人がそれだけ満足したと思えば問題なく使うことができます。
また、いわゆる「漫画喫茶」の略称となる「漫喫」と表現したい時に、パソコンやスマホで変換することができない場合、この「満喫」が候補として出てくると、そのまま「漫画喫茶」の意味で使われる場合があります。
もちろん誤用ですが、なまじ見た目が似ていることもあり、そのまま意味が通ってしまうことが少なくありません(使った本人が間違っていると思っていない場合も多々あります)。
- 「満喫」の読み方
「満喫」の読み方
「満喫」の読み方は、「まんきつ」になります。
発音だけ聞くと、「漫画喫茶」の略称そのものなので、先のように見た目も似ていることから、誤用されるのも分かるというものです。
最近では漫画を読むというより、ネットの使用できる「ネット喫茶」が増えていますが、略すのが難しいことから、そのようなお店もまとめて「漫喫」(まんきつ)と表現されることが多いです。
「満喫」の表現の使い方
「満喫」の表現の使い方を紹介します。
本来の意味では、充分に満足する(満足した)ことの表現になります。
ですが、元々本来に何も「漫画喫茶」の略称であれば「漫喫」とするのが当然なので、この言い方もおかしいですが、ネットでは「ちょっと満喫行って来る」のような記述をよく見掛ける為、ここでは遭えて「本来」と表現しています。
時には「さっきまで満喫だった」のような解釈に難しい使われ方もありますが、その場合には「漫画喫茶」と置き換えて意味が通るかによって考えるといいでしょう。
この場合はその漫画喫茶のことだと理解することができます。
「満喫」を使った例文と意味を解釈
「満喫」を使った例文と、その意味の解釈です。
両方の解釈で使っている例文になります。
- 「満喫」を使った例文1
- 「満喫」を使った例文2
「満喫」を使った例文1
「丸一日、釣りを満喫することができた」
一日中釣りを思う存分楽しめたと使っている例です。
こういった使い方であれば、本来の意味だとすぐに分かるでしょう。
「満喫」を使った例文2
「この近くに満喫ない?」
このような用い方の場合は、漫画喫茶のことです。
こちらの意味では「~する」、「~したい」などとは使わない為、そのような使われ方をしていれば本来の意味の方です。
「満喫」の類語や類義語
「満喫」の類語や類義語を紹介します。
多くの場合でこちらに言い換えても意味は一緒です。
- 「堪能」【たんのう】
「堪能」【たんのう】
「満喫した」は、この言葉に置き換えて「堪能した」としても同じ意味です。
この「堪能」は、「満喫」の置き換え表現になる以外に「とても精通している」という解釈でも使える言葉で、「彼は英語に堪能だ」とすると、英語がペラペラだと言っていることになります。
「満喫」とネットで検索すると、真っ先に漫画喫茶の情報が出てくるように、誤用ながら、今や(ネット上では)普通にその略称とも使われていると覚えておいてください。