「手探り状態」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「手探り状態」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「手探り状態」という言葉を使った例文や、「手探り状態」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「手探り状態」とは?意味
- 「手探り状態」の表現の使い方
- 「手探り状態」を使った例文や短文など
- 「手探り状態」の類語や類義語・言い換え
「手探り状態」とは?意味
「手探り状態」には、「何も勝手が分からない状態で、何かをしなければならない様子」という意味があります。
- 「手探り状態」の読み方
- 「手探り」の意味
「手探り状態」の読み方
「手探り状態」の読み方は、「てさぐりじょうたい」になります。
「手探り」の意味
「手探り」には「見えない所にあるものを、手先の感触で探し求めること」という意味があります。
また「確実な方法が分からないまま、あれこれ模索すること」という意味があります。
「手探り状態」の表現の使い方
「手探り状態」の表現の使い方を紹介します。
「手探り状態」には、「何も勝手が分からない状態で、何かをしなければならない様子」という意味があります。
そのため初めて行った場所や、仕事を始めたばかりの頃など、何も勝手がわからない状態で、何かをしなければならない時、「手探り状態」という言葉を使ってみましょう。
例えば、転職をした場合、転職先の、会社における仕事の仕方や、職場の同僚などをまるで知らないため、何も勝手がわからない状態と言えます。
このような状態でも、仕事をしなければならない時、「転職先の職場で、手探り状態で仕事をする」などと「手探り状態」という言葉を使ってみましょう。
「手探り状態」を使った例文や短文など
「手探り状態」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「手探り状態」を使った例文1
- 「手探り状態」を使った例文2
「手探り状態」を使った例文1
「どのような仕事に就いても、初めは『手探り状態』で始めることになる」
この例文は、どのような仕事に就こうが、しばらくの間は、勝手がわからない状態で仕事をしたり、人間関係を築いたりする必要がある、という意味があります。
このように「手探り状態」には、「勝手がわからない状態で何かをする」という意味があります。
バイトを始める時も、最初の数日間は「手探り状態」になりますし、芸能人として歌手デビューしても、しばらくの間は「手探り状態」になるでしょう。
「手探り状態」を使った例文2
「数日前まで『手探り状態』だったのに、すっかり一人前に働いている」
この例文のように、順応能力が高い人は、すぐに職場になれて、一人前で働き始められます。
「手探り状態」だったのが嘘のように、昔から働いていた従業員のように働ける人がいます。
「手探り状態」の類語や類義語・言い換え
「手探り状態」の類語や類似を紹介します。
- 「五里霧中」【ごりむちゅう】
- 「予想できない」【よそうできない】
「五里霧中」【ごりむちゅう】
「五里霧中」には、「現状を把握できず、方針や見込みが立たず困ること」という意味があります。
「仕事を始めたばかりで、五里霧中だ」などという使い方をします。
「予想できない」【よそうできない】
「予想できない」には「将来どうなるのか分からない」という意味があります。
「結末が予想できない」「予想できない結果」などという使い方をします。
「手探り状態」という言葉について見てきました。
何も勝手が分からない状態で、何かをしなければならなくなった時、「手探り状態」という言葉を使ってみましょう。