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「本能」とは?意味や使い方!例文や解釈

「本能」という言葉の意味や使い方を紹介します。

さらに「本能」という言葉を使った例文や、「本能」の類語を紹介して行きます。

本能

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「本能」とは?意味や使い方!例文や解釈>


目次

  • 「本能」とは?
  • 「本能」の表現の使い方
  • 「本能」を使った言葉と意味を解釈
  • 「本能」を使った例文や短文など
  • 「本能」の反対語
  • 「本能」の類語や類義語・言い換え
  • 「本能」の英語と解釈


「本能」とは?

「本能」とは?

「本能」には「動物個体が、学習や条件反射、経験などによらず、生得的に物行動様式」という意味があります。

簡単に言えば、「生まれもっている性質や能力」という意味があります。

  • 「本能」の読み方

「本能」の読み方

「本能」の読み方は、「ほんのう」になります。



「本能」の表現の使い方

「本能」の表現の使い方

「本能」の表現の使い方を紹介します。

「本能」には、「先天的に持っている能力や性質のこと」という意味があります。

そのため、学習や経験などで身に付けたのではない、人や動物の性質や能力を見た時に、「本能」という言葉を使ってみましょう。

例えば、人間が蛇を怖がるのは、蛇に噛まれて学習したわけではなく、生まれもっての性質と言われています。

蛇には毒を持つ危険な種類があるため、近づかないよう怖がるように、生まれる前から体に仕組まれているとされています。

このような様子を、「蛇を怖がるのは、人間の本能だ」と、「本能」を使った文章にできます。

他にも、生まれ持っている性質や能力だと感じることに対して、「本能」という言葉を使ってみましょう。

「本能」を使った言葉と意味を解釈

「本能」を使った言葉と意味を解釈

「本能」を使った例文とその意味を解釈していきます。

  • 「本能に従う」【ほんのうにしたがう】
  • 「本能が働く」【ほんのうがはたらく】
  • 「防衛本能」【ぼうえいほんのう】

「本能に従う」【ほんのうにしたがう】

「本能に従う」には、「本能に基づいて行動すること」という意味があります。

例えば、山道で迷ってしまった時、理性的には右に進むべきだと思うが、「本能」的な感覚では、左に進むべきだと感じることがあるかもしれません。

この場合、「本能」を信じて、左に進んだ場合、「本能に従って、左に進む」などという文章を作れます。

「本能が働く」【ほんのうがはたらく】

「本能が働く」には、「生まれ持っている、能力や性質が、機能する」という意味があります。

先ほどの山道で迷った時のように、生命の危機を感じるような時は、生まれ持っている、能力や性質が機能し始めて、ピンチを脱せられるケースがあると言います。

人間の生得的な、生きるためのスキルのようなものが、危機に陥ると発動することがあるためです。

このような、生得的な能力が発揮される状態を、「本能が働く」と言います。

「防衛本能」【ぼうえいほんのう】

「防衛本能」は、「生命を守るため、生まれ持った能力や、性質」という意味があります。

例えば、目の前に熊が現れたら、人の体には、全身に力が入ります。

また脈拍が一気に上がり、いつでも動き出せるような状態を作り出します。

こうして、熊から逃げる準備が整います。

このようなことは意識してできるわけではなく、「防衛本能」があるからだと言われています。



「本能」を使った例文や短文など

「本能」を使った例文や短文など

「本能」を使った例文とその意味を解釈していきます。

  • 「本能」を使った例文1
  • 「本能」を使った例文2

「本能」を使った例文1

「出会った瞬間に、彼女が結婚相手になると、『本能』で分かる」

この例文は、女性と出会った瞬間に、その人が自分の結婚相手になることが、生まれ持っている、能力や性質により分かったという意味があります。

このように、「本能」には、「生まれ持っている、能力や性質」という意味があります。

彼女の学歴や仕事と自分の経歴の相性がいい、話が合う、同じ価値観があるなど、結婚相手に求めるに似合う条件はありますが、出会った瞬間では、そのようなことは何も知らないはずです。

それでも相手と結婚すると分かるのは、「本能」のおかげなのかもしれません。

「本能」を使った例文2

「このまま生活を送るのは、『本能』的に、間違っていると感じる」

この例文は、現在の生活に、「本能的に」疑問を抱いている人についての文章になります。

生まれ持っている、能力や性質が、「このままではだめだ」と言っていることになります。

このように、理屈や客観的な視点から、現在の状況を判断するのではなく、「本能」としか言えないような部分が、「だめだ」と言っているような状態になります。

「本能」の反対語

「本能」の反対語

「本能」の反対語を紹介します。

  • 「論理」【ろんり】
  • 「理性」【りせい】

「論理」【ろんり】

「論理」には「考えや議論を進めて行く方法」などという意味があります。

「論理が大切」という言葉には、「考えや議論を進めるための、道筋が大切」という意味があります。

また「論理だけで物を語る」「進路を論理的に考える」などという使い方をします。

「理性」【りせい】

「理性」には「道理によって物事を判断する心の動き」という意味があります。

「理性的な人」「道理によって物事を判断するタイプの人」という意味があります。

「理性で物事を決める」などという使い方をします。

「本能」の類語や類義語・言い換え

「本能」の類語や類義語・言い換え

「本能」の類語や類似を紹介します。

  • 「能力」【のうりょく】
  • 「性能」【せいのう】
  • 「器量」【きりょう】

「能力」【のうりょく】

「能力」には「物事をやり抜くための力」という意味があります。

「英語の能力を伸ばす」「子供の能力を伸ばす」などという使い方をします。

「性能」【せいのう】

「性能」には、「機械などの性質と能力」という意味があります。

「性能のいい車」には、「性質や能力が高い自動車」という意味があります。

「器量」【きりょう】

「器量」には、「立場にふさわしい、才能、能力、力量」という意味があります。

「君には社長にふさわしい器量がある」などという使い方をします。

「器量に欠ける」「器量負けする」などという使い方をします。

「本能」の英語と解釈

「本能」の英語と解釈

「本能」の英語を紹介し、その意味を解釈して行きます。

「本能」を英語にすると、“instinct”になります。

“instinct”には「本能」という意味があります。

このように「本能」を英語にしたい時は、“instinct”という英語を使ってみましょう。

icon まとめ

「本能」という言葉について、見てきました。

生まれもっている性質や能力について話す時、「本能」という言葉を使ってみましょう。