「断絶」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「断絶」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「断絶」という言葉を使った例文や、「断絶」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「断絶」とは?意味
- 「断絶」の表現の使い方
- 「断絶」を使った例文や短文など
- 「断絶」の類語や類義語・言い換え
「断絶」とは?意味
「断絶」には、「続いてきたものが中断され、途ぎれてしまうこと」という意味があります。
また「結びつきや関係が打ち切られ終了すること」という意味があります。
- 「断絶」の読み方
「断絶」の読み方
「断絶」の読み方は、「だんぜつ」になります。
「断絶」の表現の使い方
「断絶」の表現の使い方を紹介します。
「断絶」には、「続いてきたものが中断され、途ぎれてしまうこと」、「結びつきや関係が打ち切られ終了すること」という意味があります。
そのため、このような出来事があった時に、「断絶」という言葉を使ってみましょう。
例えば、定期的に会っていた友達と、ある時、激しくケンカをしてしまったとします。
そしてこの友達とは、それ以来まるで会うことのない関係になったとします。
このような時、結びつきや関係が切れてしまったと思えるため、「友達関係が断絶した」などと「断絶」という言葉を使って状況を言い表せます。
「断絶」を使った例文や短文など
「断絶」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「断絶」を使った例文1
- 「断絶」を使った例文2
「断絶」を使った例文1
「過疎化により人がいなくなり、ある村が『断絶』した」
この例文は地方のある村が、過疎化が進んだことにより人がいなくなってしまい、ついに、人が絶えてしまったという意味があります。
このように「断絶」には、「続いてきたものが中断され、途ぎれてしまうこと」という意味があります。
江戸時代から続いてきたような村が「断絶」するのは悲しい気持ちになります。
「断絶」を使った例文2
「家族仲が悪く、大人になって数年後に、家族が『断絶』した」
この例文は、もともと家族仲が悪かった一家があり、子供が大人になり独立してしばらくすると、家族の間の関係が絶たれてしまったという意味があります。
家族だからと言って、みな気が合う人たちというわけではなく、会わなくなる家族もあるのかもしれません。
「断絶」の類語や類義語・言い換え
「断絶」の類語や類似を紹介します。
- 「中止」【ちゅうし】
- 「決別」【けつべつ】
「中止」【ちゅうし】
「中止」には「一時的もしくは完全に停止し、終わらすこと」という意味があります。
「雨のために試合を中止する」という文章には、「雨が降ったため、試合を途中でやめる」という意味があります。
「決別」【けつべつ】
「決別」には「さよならを告げて、立ち去ること」という意味があります。
「一緒にいた者同士が、別離すること」という意味もあります。
「友達と決別する」という言葉には、「友達ときっぱり別れる」という意味があります。
「断絶」という言葉について見てきました。
続いてきたもの、受け継がれてきたものが、絶える様子を見た時、また結びつきや関係が切れる様子を見た時に「断絶」という言葉を使ってみましょう。