「手放す」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「手放す」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「手放す」という言葉を使った例文や、「手放す」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「手放す」とは?意味
- 「手放す」の表現の使い方
- 「手放す」を使った例文や短文など
- 「手放す」の類語や類義語・言い換え
「手放す」とは?意味
「手放す」には、「手に持っていたり、掴んでいた物を解き放つこと」という意味があります。
また「所有していたものを放棄し、他人に譲り渡すこと」という意味があります。
さらに「目をかけていた部下や子供を手元から投げだすこと」という意味があります。
- 「手放す」の読み方
「手放す」の読み方
「手放す」の読み方は、「てばなす」になります。
「手放す」の表現の使い方
「手放す」の表現の使い方を紹介します。
「手放す」には、「手に持っていたり、掴んでいた物を解き放つこと」という意味があります。
例えば、手に持っていたボールを放す時、「ボールを手放す」と「手放す」という言葉を使います。
また「手放す」には、「所有していたものを放棄し、他人に譲り渡すこと」という意味があります。
例えば、洋服をオークションなどで売って、人手に渡す時、「洋服を手放す」と言います。
さらに「手放す」には、「目をかけていた部下や子供を手元から放す」という意味があります。
例えば娘が結婚することになった時、親は「娘を手放す」と、「手放す」という言葉を使います。
「手放す」を使った例文や短文など
「手放す」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「手放す」を使った例文1
- 「手放す」を使った例文2
「手放す」を使った例文1
「長年住んだ家だが、引っ越すことになり、『手放した』」
この例文は、長年住んでおり、なおかつ所有していた家を、引越しをきっかけに人手に渡すという場面になります。
子育てが終わり、田舎暮らしを始めるタイミングで、持ち家を「手放す」という人もいるでしょう。
「手放す」を使った例文2
「右腕のような部下を『手放す』のは、とても惜しい」
この例文は、右腕として頼りにしていた、目を掛けていた部下を、手元から放す、という意味があります。
部下のためを思って、このような選択をしたのかもしれませんが、惜しい気持ちは強いようです。
このように、目を掛けてきた部下を手元から放す時、「手放す」という言葉を使ってみましょう。
「手放す」の類語や類義語・言い換え
「手放す」の類語や類似を紹介します。
- 「放り出す」【ほうりだす】
- 「解き放つ」【ときはなつ】
「放り出す」【ほうりだす】
「放り出す」には、「自分にとって邪魔な者を叩き出すこと」という意味があります。
「横綱が平幕力士を、上手投げで土俵から放り出す」などという使い方をします。
「解き放つ」【ときはなつ】
「解き放つ」には、「束縛していた物を解いて自由し、解放すること」という意味があります。
「捕まえたセミを解き放つ」「籠の中の鳥を、解き放つ」などという使い方をします。
「手放す」という言葉について見てきました。
手に持っていたり、掴んでいた物を解き放つ時、また所有していたものを放棄し、他人に譲り渡す時、さらに目をかけていた部下や子供を手元から投げだす時に、「手放す」という言葉を使ってみましょう。