「暴利を貪る」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
皆さんは「暴利を貪る」という言葉を色々な場面で、聞いたことがあると思います。
この言葉は、巨大な利益を稼ぎまくっている印象があるのですが、どのような場面で使われているか、今一つ理解に苦しむ人もいるかもしれません。
そこで今回は、この言葉に焦点を当てて考察していきたいと思います。
目次
- 「暴利を貪る」の意味
- 「暴利を貪る」の表現の使い方
- 「暴利を貪る」を使った例文と意味を解釈
- 「暴利を貪る」の類語や類義語
「暴利を貪る」の意味
「暴利を貪る」とは、「通常の公正な利益を大幅に上回る不当な利得や法外に高い利息を貪欲なまでに稼ぎ続ける」という意味がある表現です。
平たく言うと、「飽くことなく法外な利益を稼ぐ」という意味になります。
- 「暴利を貪る」の読み方
「暴利を貪る」の読み方
「暴利を貪る」は「ぼうりをまさぼる」と言う読み方をしますので、ここでしっかりとチェックしておいてください。
「暴利を貪る」の表現の使い方
「暴利を貪る」は「法外な利益を稼ぎまくる」という意味になりますので、まともなビジネスではない商法で、巨額な利益を作る場面で使われています。
そのために、この言い回しは、決していい意味で使われることはありません。
「暴利を貪る」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「暴利を貪る」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「暴利を貪る」を使った例文1
- 「暴利を貪る」を使った例文2
「暴利を貪る」を使った例文1
「あの企業は、影で非合法的なビジネスで暴利を貪っていた。そのために警察当局からマークされている」
このような企業が世の中には、まだまだ数多く存在しています。
まともな商売というより、詐欺的なビジネスで「暴利を貪る」ことをしているのかもしれません。
しかし、何れは違法行為として検挙されることになるでしょう。
「暴利を貪る」を使った例文2
「あいつは、いつもまともな仕事ではなく、怪しいビジネスで暴利を貪っている」
これもまた、普通ではない仕事のやり方で「暴利を貪る」ワンシーンですが、個人でもこのようなことがあります。
しかし、この場合でも、何れは誰かの密告や指摘で公の場でさらされることになるでしょう。
「暴利を貪る」の類語や類義語
「暴利を貪る」の類義語には、他のどのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「ガッツリ儲ける」【かっつりもうける】
- 「巨万の富をなす」【きょまんのとみをなす】
「ガッツリ儲ける」【かっつりもうける】
「ガッツリ儲ける」が「暴利を貪る」の類義語として扱うことができます。
「経済的な巨額な利益を獲得すること」という意味合いになりますが、「暴利を貪る」ような悪い印象はあまり感じられません。
「巨万の富をなす」【きょまんのとみをなす】
「巨万の富をなす」も「暴利を貪る」に近い意味があり、「莫大な量の財産を得ること」という解釈ができる表現です。
しかし、この言葉も「暴利を貪る」のような悪印象がありませんので、「非合法的なビジネスで利益を稼ぐ」というような使い方で使われる機会は、少ないかもしれません。
「暴利を貪る」という言葉には、「巨万の富をなす」や「ガッツリ儲ける」というような類義語もありますが、この言葉だけは、マイナス的な印象を拭うことができません。
そのために、ビジネスで利益を稼ぐことを考えた時、その仕事の正統性にこだわりを持つことが大切なのだと思うのです。