「物申す」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「物申す」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「物申す」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「物申す」の意味
- 「物申す」の表現の使い方
- 「物申す」を使った例文と意味を解釈
- 「物申す」の類語や類義語
「物申す」の意味
「物申す」とは、物を言うこと、文句を言う、抗議するという意味で使う言葉です。
- 「物申す」の読み方
「物申す」の読み方
「物申す」の読み方は、「ものもうす」になります。
「物申す」の表現の使い方
「物申す」の表現の使い方を紹介します。
「物申す」とは物を言うことで「疲れと諦めから物申す元気は今はない」という風に使います。
また、ただ何かを言うだけでなく、文句、抗議を言うという意味で使われることが多い言葉でもあります。
「お偉い方に物申す」「御年輩の方に物申すのは気が引けるがこれは言わねばならないことだ」などと使います。
「物申す」を使った例文と意味を解釈
「物申す」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「物申す」を使った例文1
- 「物申す」を使った例文2
「物申す」を使った例文1
「クレーマーなどと思われたくないが、あえて物申すことにした」
「物申す」とはあえて言わせてもらうという意味で、相手にとってはそれが文句や講義として思えるものが多いのです。
例文のように言えば、クレーマーなどと思われるかもしれないとありますので、この場合の「物申す」の内容は苦言であるということがわかります。
「物申す」を使った例文2
「店長さんに物申すが、アルバイトがいるから飲食店は回っているんじゃないのかね、もっと学生さんを大切にしてあげたらどうなの?」
「物申す」とは物を言うこと、文句を言うことという意味です。
例文は、店長に文句を言わせてもらうが、という意味になります。
「物申す」の類語や類義語
「物申す」の類語や類義語を紹介します。
- 「抗議する」【こうぎする】
- 「異議を唱える」【いぎをとなえる】
- 「要求する」【ようきゅうする】
「抗議する」【こうぎする】
「抗議する」とは相手の行動、処置などの方法に、反対意見、苦情、要求などを述べることを言います。
「決まったことに全く納得はいかないので、抗議するつもりだ」「こんな決定には断固、抗議するよ」などと使います。
「異議を唱える」【いぎをとなえる】
「異議を唱える」とは他人とは違う議論、反対意見という意味になります。
「会議で異議を唱えるのは勇気がいるけど頑張るわ」「社内において、異議を唱える者が増加しているようです」「納得がいかないと異議を唱えるも、黙殺されてしまった」などと使います。
「要求する」【ようきゅうする】
「要求する」とは必要である、当然の権利であるということを強く求めることを言います。
「相手に無理を要求するのは承知の上だ」「そんなことを要求されても私にはどうすることもできない」「有給を使わせて欲しいと要求するつもり」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「物申す」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。