「踵を返す」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「踵を返す」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「踵を返す」という言葉を使った例文や、「踵を返す」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「踵を返す」とは?意味
- 「踵を返す」の表現の使い方
- 「踵を返す」を使った例文や短文など
- 「踵を返す」の類語や類義語・言い換え
「踵を返す」とは?意味
「踵を返す」には、「進行方向を変更し、後戻りする」「元の場所に引き返す」という意味です。
- 「踵を返す」の読み方
「踵を返す」の読み方
「踵を返す」の読み方は、「きびすをかえす」になります。
「踵を返す」の表現の使い方
「踵を返す」の表現の使い方を紹介します。
「踵を返す」には、「進行方向を変更し、後戻りする」「元の場所に引き返す」という意味があります。
そのため、誰かが後戻りしたり、引き返す様子を見た時、「踵を返す」という言葉を使ってみましょう。
例えば、会社に出掛けた後、すぐにスマホを忘れたことに気付いたら、部屋に引き返してスマホを持って行くでしょう。
このような様子を、「スマホを忘れたため、駅に向かう途中で踵を返す」と「踵を返す」を使って表現できます。
「踵を返す」を使った例文や短文など
「踵を返す」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「踵を返す」を使った例文1
- 「踵を返す」を使った例文2
「踵を返す」を使った例文1
「会社を出た瞬間、今日中に終えなければならない仕事を思い出し、『踵を返す』」
この例文は、仕事を終えて会社を出た人が、今日中に終わらせておきたい仕事を思い出し、会社に引き返す場面になります。
このように誰かが引き返す様子を「踵を返す」と言います。
「踵を返す」を使った例文2
「告白しようと、片想いの彼女のいる場所へ歩き出したが、怖くなり『踵を返す』」
この例文は、片想いの女性に告白しようとした男性が、彼女のいる場所に向かって歩いている途中で、告白の勇気を維持できなくなり、後戻りしたという場面になります。
この男性は、行きつ戻りつしながら、最終的に告白できたかもしれません。
このように、誰かが後戻りしている様子を、「踵を返す」という言葉で表現できます。
「踵を返す」の類語や類義語・言い換え
「踵を返す」の類語や類似を紹介します。
- 「回れ右する」【まわれみぎする】
- 「来た道を戻る」【きたみちをもどる】
「回れ右する」【まわれみぎする】
「回れ右する」には、「身体を右側に回転させて真後ろを向くこと」という意味があります。
また「現在の考え方や行動などが真逆に変わったり、退くこと」という意味もあります。
「回れ右して、逃げる」などという使い方をします。
「来た道を戻る」【きたみちをもどる】
「来た道を戻る」には、「進行方向を逆に進むこと」という意味があります。
また「来た道を引き返す」という意味があります。
「財布を忘れたことに気付き、来た道を戻る」などと言う使い方をします。
「踵を返す」という言葉について見てきました。
誰かが後戻りをする様子を見た時、引き返す様子を見た時、「踵を返す」という言葉を使ってみましょう。