「逆上」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「逆上」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「逆上」という言葉を使った例文や、「逆上」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「逆上」とは?意味
- 「逆上」の表現の使い方
- 「逆上」を使った例文や短文など
- 「逆上」の類語や類義語・言い換え
「逆上」とは?意味
「逆上」には、「激しい怒りや悲しみなどのために、冷静さを失うこと」という意味があります。
また「前後不覚になり取り乱すこと」という意味があります。
- 「逆上」の読み方
「逆上」の読み方
「逆上」の読み方は、「ぎゃくじょう」になります。
「さかうえ」などと読み間違えないよう、気を付けましょう。
「逆上」の表現の使い方
「逆上」の表現の使い方を紹介します。
「逆上」には、「激しい怒りや悲しみなどのために、冷静さを失うこと」、「前後不覚になり取り乱すこと」という意味があります。
誰かの頭に血が上っていたり、取り乱している様子を見た時、「逆上」という言葉を使ってみましょう。
例えば、喫茶店で、彼氏に別れ話を切り出された女性が、怒って、彼氏の顔にコップの水を掛けた時、怒りのために頭に血が上ったのだと見受けられます。
このような様子を「彼女が逆上し、彼氏にコップの水をかけた」と「逆上」を使った文章にできます。
「逆上」を使った例文や短文など
「逆上」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「逆上」を使った例文1
- 「逆上」を使った例文2
「逆上」を使った例文1
「合格発表で不合格と知ったA君は、悲しみのため『逆上』し、大声を出しながら壁を殴った」
この例文は、受験に失敗してしまったA君が、悲しみの余り取り乱してしまった場面になります。
子供でもないのに、悲しいからといって大声を出しながら壁を殴るのは、異常な行動のため、「逆上した」場面と言えるでしょう。
このように、怒りや悲しみで取り乱す様子を「逆上」と言います。
「逆上」を使った例文2
「すぐに『逆上』すると知っていたら、この女性とは付き合わなかった」
この例文は、怒りや悲しみの感情を持つ出来事があると、すぐに頭に血が上り、分別を失くして取り乱す彼女と付き合ったことを、後悔している男性についての文章になります。
付き合う前は、このような「逆上」する場面を見たことがなかったのかもしれません。
「逆上」の類語や類義語・言い換え
「逆上」の類語や類似を紹介します。
- 「乱心」【らんしん】
- 「プッツン」【ぷっつん】
「乱心」【らんしん】
「乱心」には「心が乱れて正気ではないと思われる状態」という意味があります。
「彼が怒りの余り、乱心した」という文章には、「ある男性が、怒りの余り、心が乱れて来るってしまった」という意味があります。
「プッツン」【ぷっつん】
「プッツン」には、「何かのきっかけで、見境なく我を忘れる程本気で起こること」という意味があります。
また「聖女な判断や行動ができなくなる様子」という意味があります。
「頭にきて、彼女がプッツンした」などという使い方をします。
「逆上」という言葉について見てきました。
激しい怒りや悲しみなどのために、頭に血が上った時、誰かが分別をなくし、取り乱す様子を見た時、「逆上」という言葉を使ってみましょう。