「歩み寄る」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「歩み寄る」という表現を聞いたことがあるでしょうか。
ここでは「歩み寄る」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「歩み寄る」とは?意味
- 「歩み寄る」の表現の使い方
- 「歩み寄る」を使った例文と意味を解釈
- 「歩み寄る」の類語や類義語
「歩み寄る」とは?意味
「歩み寄る」という言葉には「歩いて近寄る」「互いに近く寄る」という意味もありますし、「意見や主張を一致させるためにお互いに譲り合って近づく」という意味も持ち合わせています。
「折れ合う」と言われることもあります。
例えば、ビジネスなどで交渉しなければならない時など、相手と「歩み寄る」必要がある場合もあるかもしれません。
特に考え方が違う人と話し合いをする場合、お互いに「歩み寄る」ことも大切です。
- 「歩み寄る」の読み方
「歩み寄る」の読み方
「歩み寄る」の読み方は、「あゆみよる」になります。
日常生活でも使われる表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「歩み寄る」の表現の使い方
「歩み寄る」の表現の使い方を紹介します。
「歩み寄る」という表現には「歩いて近づく」「意見や主張の違う相手と折れ合う」という意味があります。
「子供たちが歩み寄りの姿勢を見せました」と言えば、子供たちがお互いに仲良くしようと努力をしたという意味になります。
また、「意見の違う相手と歩み寄るために必要な事はなんですか」などと聞かれることもあるかもしれません。
考え方の異なる人と協力して何かをやらなければいけない場合など、「歩み寄る」ことが大切です。
「歩み寄る」を使った例文と意味を解釈
「歩み寄る」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「歩み寄る」を使った例文1
- 「歩み寄る」を使った例文2
「歩み寄る」を使った例文1
「彼女は相手に3歩歩み寄った」
小学校など、隣り合って並んでいるときに「もう少し隣の人にくっついてください」などと言われることがあるかもしれません。
そのような場合に「歩み寄る」という表現が使えます。
「2歩歩み寄る」「少し歩み寄る」などと使えますので、ぜひ覚えておきましょう。
「歩み寄る」を使った例文2
「相手と歩み寄ろうとしなければ何も変わりません」
意見が異なる人とずっと意見を対立させていたら意味がないですよ。
意見が異なる人とは、どのあたりが違う考えなのか、どのあたりは妥協できるのか、ということを考えなければいけません。
確かに譲れないところもあるかもしれませんが、譲れるところは譲り会いたいです。
そしてお互いが「歩み寄ろう」として初めて「歩み寄り」が可能になりますので、お互いに力を合わせることが必要になります。
「歩み寄る」の類語や類義語
「歩み寄る」の類語や類義語を紹介します。
- 「妥協」【だきょう】
- 「折れ合う」【おれあう】
「妥協」【だきょう】
「妥協」というのは「主張が対立している場合に互いの主張を幾分か譲り合い、1つの結論や取り決めを導き出す」という意味になります。
「歩み寄る」ことで「問題の打開を図る」ことを指します。
「折れ合う」【おれあう】
「折れ合う」というのは「お互いに譲り合って妥協する」という意味です。
「譲り合う」と言われることもあります。
「歩み寄る」という表現は日常的にも使えますのでぜひ覚えておきましょう。
意見が違う人とは「歩み寄りながら」力を合わせていきたいです。