「捨て台詞」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「捨て台詞」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「捨て台詞」という言葉を使った例文や、「捨て台詞」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「捨て台詞」とは?意味
- 「捨て台詞」の表現の使い方
- 「捨て台詞」を使った例文や短文など
- 「捨て台詞」の類語や類義語・言い換え
「捨て台詞」とは?意味
「捨て台詞」には、「立ち去ろうとする相手が、一方的に吐き捨てるように放つ言葉」という意味があります。
また、演劇や歌舞伎などで役者がアドリブで言うセリフのことも指します。
- 「捨て台詞」の読み方
「捨て台詞」の読み方
「捨て台詞」の読み方は、「すてぜりふ」になります。
「捨て台詞」の表現の使い方
「捨て台詞」の表現の使い方を紹介します。
「捨て台詞」には、「立ち去ろうとする時、相手の返答を求めないで、一方的に言い放つ言葉」という意味があります。
そのような言葉を聞いた時、「捨て台詞」という言葉を使ってみましょう。
例えば、話し合いの途中で、「馬鹿野郎」などと言って席を立ち、後ろを振り向かない人がいます。
この人は、相手の返答を求めず、一方的に言葉を放ったように見えます。
この様子を、「彼は馬鹿野郎と、捨て台詞を吐いて席を立った」などと、「捨て台詞」を使った文章にできます。
「捨て台詞」を使った例文や短文など
「捨て台詞」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「捨て台詞」を使った例文1
- 「捨て台詞」を使った例文2
「捨て台詞」を使った例文1
「ケンカに負けた方が、『今日はこのくらいにしておいてやる』と『捨て台詞』を吐いた」
この例文は、ケンカのコントの一場面のような文章です。
ケンカに負けた方が、その場を離れる時に、「今日はこれくらいにしておいてやる」と一方的に言い放っています。
このように、相手の返答を求めずに、一方的に言い放つ言葉を「捨て台詞」と言います。
「捨て台詞」を使った例文2
「彼女と別れた日、『本当はずっと好きじゃなかった』と『捨て台詞』を言われた」
この例文は、付き合っていた女性と別れる日に、「本当はずっと好きじゃなかった」という「捨て台詞」を言われたという場面になります。
すでに別れが決まったため、女性は男性の返答を求めずに、冷たい一言を言い放ってその場を去ったのでしょう。
男性にとって最後の辛い記憶になったかもしれません。
「捨て台詞」の類語や類義語・言い換え
「捨て台詞」の類語や類似を紹介します。
- 「悪口」【わるぐち】
- 「嫌味」【いやみ】
「悪口」【わるぐち】
「悪口」には、「他人の悪態をついて悪い事を言うこと」という意味があります。
「悪口ばかり言う人」「悪口を言われて傷つく」などという使い方をします。
「嫌味」【いやみ】
「嫌味」には、「対象者に対して、遠回しに意地悪で不快感を与える言動」という意味があります。
「嫌味のあるセリフ」「嫌味たっぷりな口ぶり」などという使い方をします。
「捨て台詞」という言葉について見てきました。
誰かが立ち去ろうとする時、相手の返答を求めないで、一方的に言い放つ言葉を聞いた時、「捨て台詞」という言葉を使ってみましょう。