「切り捨てる」の意味とは!言葉を徹底解説
「切り捨てる」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「切り捨てる」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「切り捨てる」とは?
- 「切り捨てる」の具体例や表現の使い方
- 「切り捨てる」を使った例文と意味を解釈
- 「切り捨てる」の類語や類義語・言い換え
「切り捨てる」とは?
「切り捨てる」というのは必要でない部分を切って捨てる、という意味があります。
例えば野菜等を切る時、大根のしっぽ等は切り捨ててしまうという人も多いのではないでしょうか。
あるいは計算をする時、求める位に満たない端数を無視するという意味でも「切り捨てる」という表現が使えます。
例えば小数点以下を「切り捨てる」などと言いますよね。
さらに、ある基準に満たっていないものを無視するという意味でも「切り捨てる」という表現が使われます。
例えば弱者を「切り捨てる」などと言いますね。
- 「切り捨てる」の読み方
「切り捨てる」の読み方
「切り捨てる」という表現は「きりすてる」と読みます。
日常的にも使える表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
特に料理をする人はよく使うのではないでしょうか。
「切り捨てる」の具体例や表現の使い方
料理をする時、野菜の部位などによっては切り捨てなければいけないことがありますね。
お肉を料理する時も、脂身はいつも切り捨てているという人もいるのではないでしょうか。
魚も腸等はしっかりと切り捨てた上で調理したほうがおいしいですよね。
このように、調理をするときには必要ない部分を切り捨てて調理した方ができあがりも綺麗ですし、おいしいと言えるのです。
その一方で、精進料理などは食べ物には無駄な部分がないと捉えており、切り捨てた部分をさらに使って料理をするという文化があります。
「切り捨てる」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「切り捨てる」を使った例文1
- 「切り捨てる」を使った例文2
「切り捨てる」を使った例文1
「パンの腐った部分を切り捨てました」
食パンを購入したものの、一部がかびてしまったなどという理由で切り捨てた経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
一部分がかびただけであれば、全部を捨てる必要は無いですよね。
かびた部分だけを切り捨てれば問題なく食べられます。
残ったパンは早めに食べきるようにしましょう。
「切り捨てる」を使った例文2
「割り勘をする時は、1円単位は切り捨てて計算した方が良いでしょう」
デートなどをする時、男性が全額支払った方が良いという考え方もありますが、男性の経済的な負担を考えるのであれば女性もしっかりと払う必要があります。
しかし、だからといって1円単位にまで割り勘をすれば、女性から細かいなどと批判されることもあるかもしれません。
確かに割り勘というのは同じ金額を支払うという事ですが、もしも誰かに割り勘をお願いするのであれば、1円単位は切り捨てたほうが丁寧かもしれませんね。
「切り捨てる」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
4-1「切る」【きる】
「切る」というのは基準とする値に達しない状態にする、物事に区切りをつける、などという意味がありますが、一般的には刃物などを使って一続きのものを分離させるという意味になります。
例えばにんじんを切る、魚を切る、などと言いますよね。
「カットする」
「カットする」というのは一部分を削り取ったり省いたりする、という意味になります。
例えばにんじん等は皮をむき、悪くなっている部分があればカットしなければいけません。
「切り捨てる」という表現は日常的にも使える表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
特に料理なので切り捨てをするときは、見落としがないようにしたいものです。