「流れに棹さす」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「流れに掉さす」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「流れに掉さす」という言葉を使った例文や、「流れに掉さす」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「流れに掉さす」とは?意味
- 「流れに掉さす」の表現の使い方
- 「流れに掉さす」を使った例文や短文など
- 「流れに掉さす」の類語や類義語・言い換え
「流れに掉さす」とは?意味
「流れに掉さす」には、「好都合なことが重なり、順調に物事が運ぶこと」という意味があります。
川の流れに乗って進む船は、勢いよく進みますが、さらに棹を指すことで勢いをつける様子から、「流れに掉さす」という言葉が生まれています。
- 「流れに掉さす」の読み方
「流れに掉さす」の読み方
「流れに掉さす」の読み方は、「ながれにさおさす」になります。
「流れ」は「ながれ」、「棹」は「さお」になります。
「流れに掉さす」の表現の使い方
「流れに掉さす」の表現の使い方を紹介します。
「流れに掉さす」には、「好都合なことが重なり、順調に物事が運ぶこと」という意味があります。
そのため、良いことに良いことが重なるような様子を見た時、「流れに掉さす」という言葉を使ってみましょう。
例えば、ただでさえ雰囲気のいい職場に、性格が最高な新人が入ってきた時、好都合なことが重なっていると言えます。
そのため、「居心地の良い職場に、流れに掉さすような、性格のいい新人が入ってきた」などと、「流れに掉さす」を使った文章を作れます。
「流れに掉さす」を使った例文や短文など
「流れに掉さす」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「流れに掉さす」を使った例文1
- 「流れに掉さす」を使った例文2
「流れに掉さす」を使った例文1
「ボーナスが出た翌日、『流れに掉さす』ように、ギャンブルで大穴を当てる」
この例文は、ボーナスが出たため、金銭的に潤った人が、さらにギャンブルで大穴を当てたという文章になります。
このように、経済的に好都合なことが重なる様子を、「流れに掉さす」という言葉で表現できます。
「流れに掉さす」を使った例文2
「幸せな夫婦生活に『流れに掉さす』ように、可愛い子供が生まれた」
この例文は、幸せな夫婦生活を送っている夫婦の元に、可愛い子供が生まれたという文章になります。
このままでも十分幸せな生活を送れているが、その上、可愛い子供が生まれ、幸せが加速する様子になります。
このように、良いことが重なる様子を見た時、「流れに掉さす」という言葉を使ってみましょう。
「流れに掉さす」の類語や類義語・言い換え
「流れに掉さす」の類語や類似を紹介します。
- 「順風満帆」【じゅんぷうまんぱん】
- 「鬼に金棒」【おににかなぼう】
「順風満帆」【じゅんぷうまんぱん】
「順風満帆」には「物事が順調に思い通り運ぶこと」という意味があります。
「私の人生は、今のところ順風満帆だ」などという使い方をします。
「鬼に金棒」【おににかなぼう】
「鬼に金棒」には、「もともと強い物が何かを得て、さらに強くなる」という意味があります。
「成績優秀な営業一課に、東大出の新人が加入したら、鬼に金棒だ」などという使い方をします。
「流れに掉さす」という言葉について見てきました。
好都合なことが重なって、物事が順調に進んで行く様子を、「流れに掉さす」という言葉で表現してみましょう。