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「鬼に金棒」とは?意味・類語・英語【使い方や例文】

「鬼に金棒」の意味や類語を紹介します。

さらに「鬼に金棒」の使い方や、「鬼に金棒」を使った例文を紹介していきます。

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「鬼に金棒」とは?意味・類語・英語【使い方や例文】>


目次

  • 「鬼に金棒」の意味とは?
  • 「鬼に金棒」の意味
  • 「鬼に金棒」の語源
  • 「鬼に金棒」の使い方
  • 「鬼に金棒」を使った例文
  • 「鬼に金棒」の類語や類義の表現


「鬼に金棒」の意味とは?

みなさんは「鬼に金棒」という言葉を聞いた事があるでしょうか。

「鬼に金棒」「おににかなぼう」と読む、とても有名なことわざです。

ほとんどの人が「鬼に金棒」ということわざを聞いた事があると思いますが、正確な意味を説明できない人が多いのではないでしょうか。

「鬼に金棒」と聞くと、「強そう」と思うくらいで、どのような教えが含まれているかまでは分からない人が多そうです。

そこで、「鬼に金棒」の意味や使い方を紹介します。

あらためて「鬼に金棒」の意味を知る事で、身近な誰かの様子などを例えてみたくなるかもしれません。



「鬼に金棒」の意味

「鬼に金棒」には、どのような意味があるでしょうか。

「鬼に金棒」には、「もともと強い物が何かを得て、さらに強くなる」という意味があります。

確かに素手でも強そうな鬼が、金の棒を持って振り回して来たら、強すぎてずるいと感じるかもしれません。

また身近にいる強そうな誰かの事を思い浮かべて、さらにその人が武器になるようなものを持ったら、相当強そうだと感じるのではないでしょうか。

このように「鬼に金棒」には、強い人がさらに強くなるような何かを得るという意味があります。

「鬼に金棒」の語源

「鬼に金棒」の語源や由来を紹介します。

「鬼に金棒」は、伝統的なカルタのひとつ「いろはかるた」に登場したのが始まりとされています。

江戸時代に登場した「いろはかるた」には、江戸版、上方版、尾張版があり、その中の江戸版に「鬼に金棒」の札があります。

「いろはかるた」は現在のカルタに多い「あいうえお順」ではなく、「いろはにほへと順」となっています。

江戸版の「お」「鬼に金棒」が登場し、上方版には「負うた子に教えられて浅瀬を渡る」が、尾張版には「陰陽師身の上知らず」という札が登場します。

このように、「鬼に金棒」は、江戸時代に登場した「江戸いろはかるた」が由来となっています。



「鬼に金棒」の使い方

「鬼に金棒」という言葉をどのように使えばいいでしょうか。

「鬼に金棒」には、「強い物が、さらに強くなる何かを手に入れる」という意味がありますので、どのような場面を見た時に使ってみましょう。

例えばビジネスシーンでは、同じ職場にとても仕事ができる優秀な同僚がいるとします。

ただでさえ優秀な彼が、整形手術をして完璧な容姿になったとしたら、「鬼に金棒」という言葉通りになるかもしれません。

また恋愛の場面では、美しい容姿の彼女が、料理教師に通って料理上手という特徴も手に入れたら「鬼に金棒」と言えるでしょう。

このように強い物が、何かを手にしてパワーアップする姿を見た時に、「鬼に金棒」という言葉を使ってみましょう。

「鬼に金棒」を使った例文

「鬼に金棒」という言葉を使った例文を紹介します。

様々な場面における「鬼に金棒」を使った文章を見る事で、この言葉の使い方のコツが見えてくるかもしれません。

  • 例文1
  • 例文2

例文1

「優勝候補のプロ野球チームに、メジャーリーガーの助っ人が加われば『鬼に金棒』だ」 この例文のように、特に新しい選手を補強しなくても強そうなチームが、メジャーリーグで活躍しているようなすごい選手を補強する事があります。

他のチームのファンがずるいと言いたくなるような補強を見ると、「鬼に金棒」という言葉がぴったりだと思います。

ただし、プロ野球のペナントレースなどでは、「鬼に金棒」だと思ったチームが失速する事もよくあります。

またサッカーの世界的な強豪チームなども、「鬼に金棒」すぎる補強を毎年のように繰り返す傾向があります。

例文2

「英語が堪能なA君が、スペイン語が堪能なBさんと結婚し、『鬼に金棒』になった」 英語が得意な人を見ると、話せない人から見るとすごいと感じると思います。

海外に旅行に行っても、英語が話せればたいていの国で話が通じるからです。

この例文のように、英語が得意な男性と、スペイン語が得意な女性が結婚したら、中米や南米に出掛けても、言葉が通じる事になり、ほとんど世界中で会話に困らなくなりそうです。

まさに会話という点では「鬼に金棒」と言える状態ではないでしょうか。

「鬼に金棒」の類語や類義の表現

最後に「鬼に金棒」の類語や類義の表現を紹介します。

「鬼に金棒」と似た意味を持つ、強いものがさらにパワーアップするようなことわざが二つ登場します。

  • 「虎に翼」
  • 「走り馬にも鞭」

「虎に翼」

「虎に翼」ということわざには、「もともと強いものに、さらに勢いを増すようなものが加わる」という意味があります。

もし最強とも言われる肉食獣のトラに、翼が生えたらと思うと、ぞっとする人もいるのではないでしょうか。

余談ですが、東京の繁華街に翼が生えたトラが飛んで来たら…きっとパニックになるでしょう。

「虎に翼」は、このように一度耳にしたら忘れられないようなインパクトがあります。

例えば、仕事ができてコミュニケーション能力の高い人が英語を覚えたら、「虎に翼」が意味するように、世界を股にかけた大活躍する事が期待できます。

また歌唱力抜群な歌手がダンスレッスンを通じて、高いダンス技術を手に入れたら、もう一段上の活躍を見せる事ができるでしょう。

「走り馬にも鞭」

「走り馬にも鞭」には、「勢いがあるものに、さらに力を加えて勢いを激しくする」という意味があります。

例えば競馬のゴール前のシーンで、先頭を走る強い馬に鞭を入れた時に様子を想像してみましょう。

さらに加速した強い馬が、その他の馬を猛烈に引き離す姿がイメージできます。

このように、本当は鞭を入れる必要がないほどの強い馬に鞭を入れるような場面見た時に、「走り馬にも鞭」と表現する事ができます。

icon まとめ

「鬼に金棒」という言葉の意味や使い方を見てきました。

あらためて「鬼に金棒」ということわざの意味を知ると、とてもパワフルな状態を表現している事が分かります。

近くにいるイケメン男子が、筋トレを始めた時、綺麗な女性がダイエットを始めた時などに「鬼に金棒」という言葉をかけてみましょう。