「歯が浮く」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「歯が浮く」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「歯が浮く」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「歯が浮く」とは?意味
- 「歯が浮く」の表現の使い方
- 「歯が浮く」を使った例文と意味を解釈
- 「歯が浮く」の類語や類義語
「歯が浮く」とは?意味
「歯が浮く」という表現には「歯の根元が緩む」「歯が浮き上がるように感じられる」という意味があります。
これ以外にも、「軽薄な言動に接して不快な気持ちになる」という意味があり、例えば「歯が浮くようなセリフ」という言い方は非常に有名です。
例えば、自分の目の前で誰かが明らかに女性をナンパしようとしていたり、下心丸出しで女性を褒めていたりすると、「歯が浮く」と感じる人もいるのではないでしょうか。
- 「歯が浮く」の読み方
「歯が浮く」の読み方
「歯が浮く」の読み方は、「はがうく」になります。
日常的にも使える表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「歯が浮く」の表現の使い方
「歯が浮く」の表現の使い方を紹介します。
「歯が浮く」という表現には実際に「歯が浮き上がるように感じられる」という意味もありますし、「軽薄な言動を見て不快な気持ちになる」という意味もあります。
実際に歯の中で1本だけ歯が浮き上がっている場合、もしかしたら歯医者さんに行った方が良い可能性もありますので、様子を見る必要があります。
不快な気持ちになるという場合、例えば教師が明らかに特定の生徒を贔屓している、明らかに好かれようと媚びている、などという場合に「歯が浮くような気持ちになった」といえます。
「歯が浮く」を使った例文と意味を解釈
「歯が浮く」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「歯が浮く」を使った例文1
- 「歯が浮く」を使った例文2
「歯が浮く」を使った例文1
「あんなキザなセリフは考えただけで歯が浮くよ」
女性を振り向かせようと一生懸命キザなセリフを言っている男性は、外から見たら深いかもしれません。
明らかに下心があり、その女性に媚びている、その女性を必要以上に褒めている、などという様子を見ると、なんだか不愉快に思えてしまうかもしれません。
しかし、そのようなセリフも男性にとっては女性を虜にする戦略なのかもしれません。
「歯が浮く」を使った例文2
「歯が浮くようなお世辞はまっぴらだ」
お世辞を言われた時、明らかにお世辞であるとわかるようなセリフは不快になります。
聞いていて不快になるようなほど褒めてくれる、明らかに嘘くさい、と感じた場合、面倒に感じてしまうかもしれません。
もしもお世辞をいうなら、自然にお世辞が言えるようになりたいものです。
明らかにお世辞だとわかるようなセリフは喜ばれない可能性がありますので、注意が必要です。
「歯が浮く」の類語や類義語
「歯が浮く」の類語や類義語を紹介します。
- 「口先だけ」【くちさきだけ】
- 「舌先三寸」【したさきさんずん】
「口先だけ」【くちさきだけ】
「口先だけ」というのは「口ではそう言っているけれど実際の行動には至らない」という意味です。
「口だけ立派」「行動の伴わない」などと言われることもあります。
「舌先三寸」【したさきさんずん】
「舌先三寸」というのは「口先だけでうまく相手をあしらう」という意味になります。
「舌先三寸でお金を騙し取る」などと使われます。
「歯が浮く」という表現は日常的にも使われますので覚えておきましょう。
相手にそのような不快な感覚を与えないように気をつけることも大切です。