「二者択一」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「二者択一」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「二者択一」という言葉を使った例文や、「二者択一」の類語を紹介して行きます。

目次
- 「二者択一」とは?意味
- 「二者択一」の表現の使い方
- 「二者択一」を使った例文や短文など
- 「二者択一」の類語や類義語・言い換え
「二者択一」とは?意味

「二者択一」には、「二つの事柄の、どちらか一つを選ぶこと」という意味があります。
二つの選択肢から一つを選ぶ時、「二者択一」という言葉を使います。
- 「二者択一」の読み方
「二者択一」の読み方
「二者択一」の読み方は、「にしゃたくいつ」になります。
「二社」は「にしゃ」、「択一」は「たくいつ」と読みます。
「二者択一」の表現の使い方

「二者択一」の表現の使い方を紹介します。
「二者択一」には、「二つの選択肢から、どちらか一つを選ぶこと」という意味があります。
そのため、二つから一つを選ぶ必要がある時、また選んでほしい時、「二者択一」という言葉を使ってみましょう。
例えば、質問に対して、「はい」か「いいえ」で簡潔に答えて欲しい時は、二つのから一つを選ぶことになるため、「二者択一」になります。
そのため、「はいか、いいえの、二者択一で答えてください」とお願いします。
このように、二つの事柄のどちらかを選ぶ時、「二者択一」という言葉を使ってみましょう。
「二者択一」を使った例文や短文など

「二者択一」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「二者択一」を使った例文1
- 「二者択一」を使った例文2
「二者択一」を使った例文1
「山道で迷い、右に行くか左に行くか、『二者択一』を迫られる」
この例文は山道で迷ってしまった人が、分かれ道に差し掛かった様子を文章にしたものです。
選択できるのは、右か左という二つに一つのため、「二者択一」を迫られていると言えます。
ある局面に立つと、このような五分五分の選択を迫られて、苦しい「二者択一」に答える必要があるかもしれません。
「二者択一」を使った例文2
「長年付き合った彼女から、結婚か、別れることの『二者択一』を迫られる」
この例文のように、恋愛の場面でも、二つの事柄の、どちらか一方を選ばされることがあるかもしれません。
長年付き合ったカップルの女性側が、このまま結婚もせずずるずる付き合い続ける選択肢はないと判断したため、「結婚」というゴールか、「別れ」という破局の「二者択一」を彼氏に迫っています。
「二者択一」の類語や類義語・言い換え

「二者択一」の類語や類似を紹介します。
- 「苦渋の決断」【くじゅうのけつだん】
- 「二つに一つ」【ふたつにひとつ】
「苦渋の決断」【くじゅうのけつだん】
「苦渋の決断」には、「考え抜き、悩み抜いて、最後の最後まで悩み抜いて決めること」という意味があります。
例えば、会社を辞めるか、地方に異動させられるか、会社に決めさせられる時、かなり苦しい思いをして決めることになるでしょう。
このような決断を「苦渋の決断」と言います。
「二つに一つ」【ふたつにひとつ】
「二つに一つ」には「二つのうち、どちらかひとつを選ぶこと」という意味があります。
また「のるかそるか」「いちかばちか」という意味もあります。
「二者択一」という言葉について見てきました。
二つの事柄の、どちらか一方を選ぶ時、「二者択一」という言葉を使ってみましょう。