「重ねて」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「重ねて」という表現を知っているでしょうか。
ここでは、「重ねて」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「重ねて」とは?意味
- 「重ねて」の表現の使い方
- 「重ねて」を使った例文と意味を解釈
- 「重ねて」の類語や類義語
「重ねて」とは?意味
「重ねて」というのは「再び」「さらに」「もう一度」という意味になります。
ビジネス文書などで使われることが多く、お礼やお詫び、お願いをするときに利用される表現だといえます。
例えばビジネス文書において誰かにお願いをする時、「重ねてお願い申し上げます」と言えます。
誰かに謝罪するべき内容が複数存在する場合も「重ねてお詫び申し上げます」と利用できます。
- 「重ねて」の読み方
「重ねて」の読み方
「重ねて」の読み方は、「かさねて」になります。
社会人としてはぜひ知っておくべき表現になります。
「重ねて」の表現の使い方
「重ねて」の表現の使い方を紹介します。
「重ねて」という表現は何度も同じことを表現する時にも使われますし、複数の内容に関しても使われます。
例えば1つのことを何度も繰り返しお願いする場合、「度々のご連絡となり大変恐縮ではございますが、重ねてお願い申し上げます」と表現できます。
さらに、例えば「こちらにはお名前をご記入いただけますようお願い申し上げます。
そして荷物はこちらの係員にお預けなさいますよう、重ねてお願い申し上げます」とも使えます。
「重ねて」を使った例文と意味を解釈
「重ねて」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「重ねて」を使った例文1
- 「重ねて」を使った例文2
「重ねて」を使った例文1
「多大なご迷惑をおかけしましたことを重ねてお詫び申し上げます」
謝罪する内容が1つであったとしても、もしも本当に迷惑をかけてしまった、本当に申し訳なかった、という気持ちを表すならば「重ねて」と表現したいです。
それによってより丁寧な印象を与えることが可能になります。
メールでも使えますし、文章でも使えます。
社会人としては知っておかなければいけない表現の1つだと言えるでしょう。
「重ねて」を使った例文2
「成人の日、重ねてお祝い申し上げます」
お祝いのスピーチなどでも「重ねて」という表現が可能です。
お祝いの気持ちを伝える表現ですが、とても丁寧な言い回しですので同じ会社の上司に使うとフォーマルすぎる印象になってしまう可能性があります。
また、結婚式で「重ねて」という表現を使うと繰り返すという意味になってしまい、再婚を示唆する内容になりますので、結婚式では使わない方が良い表現だともいえます。
「重ねて」の類語や類義語
「重ねて」の類語や類義語を紹介します。
- 「くれぐれも」
- 「再び」【ふたたび】
「くれぐれも」
「くれぐれも」というのは念を入れる様子を表します。
相手に念を押したり、懇願したりする様子を指しており、「繰り返し」「何度も」と言われることもあります。
「くれぐれもご注意ください」などと言われます。
「再び」【ふたたび】
「再び」というのは重ねて、という意味になります。
「また」や「さらに」などと言われることもあり、「再び会う事はないでしょう」などと言われます。
「重ねて」という表現は社会人として知っておきたい表現ですので、覚えておきましょう。
自分の気持ちを伝えるためにうまく使いたいものです。