「苦心」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「苦心」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「苦心」という言葉を使った例文や、「苦心」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「苦心」とは?意味
- 「苦心」の表現の使い方
- 「苦心」を使った例文や短文など
- 「苦心」の類語や類義語・言い換え
「苦心」とは?意味
「苦心」には、「何かをする為にいろいろと試したり、考えたりして苦労すること」という意味があります。
- 「苦心」の読み方
「苦心」の読み方
「苦心」の読み方は、「くしん」になります。
「苦心」の表現の使い方
「苦心」の表現の使い方を紹介します。
「苦心」には、「何かをする為にいろいろと試したり、考えたりして苦労すること」という意味があります。
このような様子の人を見た時、「苦心」という言葉を使ってみましょう。
例えば与えられた仕事を成し遂げようと、いろいろと試したり、考えたりして苦労している同僚の姿は、「仕事に苦心する同僚」と「苦心」を使って表現できます。
また、子供に好かれようといろいろと試したり、考えたりして苦労している父親の姿は、「子供に好かれようと苦心する父」などと「苦心」を使って表現できます。
「苦心」を使った例文や短文など
「苦心」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「苦心」を使った例文1
- 「苦心」を使った例文2
「苦心」を使った例文1
「卒業論文を完成させるため、部屋にこもり、『苦心』する」
この例文は、大学の卒業論文を仕上げるため、部屋にこもりきりになり、あれこれと考え、試すなどして苦労する様子を文章にしたものです。
このように、卒論のような手間がかかる物を、なんとか苦労して仕上げようとしている様子を「苦心する」と言い表します。
「苦心」を使った例文2
「彼女の気持ちを自分に向けるため、『苦心』を重ねる」
この例文は、片想いの女性に対して、さまざまな試みをし、好かれるよう考えて苦労している男性についての文章になります。
人の心を振り向かせるのは、仕事や勉強とは違う難しさがあります。
人によっては「苦心」することになるでしょう。
またそのような「苦心」を何度も繰り返す時、「苦心を重ねる」と表現できます。
「苦心」の類語や類義語・言い換え
「苦心」の類語や類似を紹介します。
- 「思い悩む」【おもいなやむ】
- 「苦労」【くろう】
「思い悩む」【おもいなやむ】
「思い悩む」には、「気に病んで心を痛め、苦悩すること」という意味があります。
「恋に思い悩む」という言葉には、恋愛についていろいろと考えて、苦しむ様子という意味があります。
「人間関係に思い悩む」「難しい仕事を与えられ、思い悩む」などという使い方をします。
「苦労」【くろう】
「苦労」には「逆境、辛い目にあいながら努力をすることや、苦しい思いをすること」という意味があります。
「苦労が絶えない」「苦労を重ねる」などという使い方をします。
「苦心」という言葉について見てきました。
物事を成し遂げようと、いろいろと試したり、考えたりして苦労している様子を見た時、「苦心」という言葉を使ってみましょう。