「棒立ち」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「棒立ち」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「棒立ち」という言葉を使った例文や、「棒立ち」の類語を紹介して行きます。

目次
- 「棒立ち」とは?意味
- 「棒立ち」の表現の使い方
- 「棒立ち」を使った例文や短文など
- 「棒立ち」の類語や類義語・言い換え
「棒立ち」とは?意味

「棒立ち」には、「驚きなどで唖然とし、まるで棒のようにまっすぐに突っ立って放心状態でいること」という意味があります。
また「馬などが前脚を上げて、後脚だけで立つこと」という意味もあります。
一般的には前者の意味で、「棒立ち」という言葉を使います。
- 「棒立ち」の読み方
「棒立ち」の読み方
「棒立ち」の読み方は、「ぼうだち」になります。
「棒立ち」の表現の使い方

「棒立ち」の表現の使い方を紹介します。
「棒立ち」には「棒のようにまっすぐに突っ立っていること」という意味があります。
そこで、棒のようにまっすぐ立っている人を見た時に、「棒立ち」という言葉を使ってみましょう。
例えば、ダンスをする場面で、振り付けを忘れてしまった人が、頭が真っ白になり、棒のように立っている場面があるとします。
このような時、「ダンスの振り付けを忘れて、棒立ちになっている」などと表現できます。
「棒立ち」を使った例文や短文など

「棒立ち」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「棒立ち」を使った例文1
- 「棒立ち」を使った例文2
「棒立ち」を使った例文1
「目の前にUFOが飛来してきたため、驚きの余り『棒立ち』になる」
この例文のように、人は驚きすぎると、「棒立ち」になることがあります。
目の前の驚くべき光景に心を奪われて、体を動かすことを忘れてしまう可かもしれません。
このように、棒のようにまっすぐに突っ立っている人に対して「棒立ち」という言葉を使ってみましょう。
「棒立ち」を使った例文2
「チャンピオンのパンチがヒットして、挑戦者が『棒立ち』になる」
この例文はボクシングの試合で、チャンピオンのパンチが挑戦者に当たり、挑戦者の意識が一瞬とび、棒のようにまっすぐに突っ立ってしまったという場面になります。
このような、棒のような立ち方を「棒立ち」と表現します。
この後、チャンピオンのラッシュが始まり、一気に試合が決まってしまうかもしれません。
「棒立ち」の類語や類義語・言い換え

「棒立ち」の類語や類似を紹介します。
- 「直立」【ちょくりつ】
- 「立ち尽くす」【たちつくす】
「直立」【ちょくりつ】
「直立」には「まっすぐ立つ姿勢のこと」という意味があります。
また「高くそびえること」という意味もあります。
「直立して、上司を見送る」という言葉には、「まっすぐに立って、上司を見送る」という意味があります。
「立ち尽くす」【たちつくす】
「立ち尽くす」には「感動や恐怖などで動けなくなり、その場に立ったままでいる」という意味があります。
傘を持たずに歩いている時、スコールのような雨が降ってきた時、走り出すこともできず、その場に何もできずに立ってしまうかもしれません。
このような時、「スコールの中、道に立ち尽くす」などと言います。
「棒立ち」という言葉について見てきました。
棒のようにまっすぐに突っ立っている人を見た時に、「棒立ち」という言葉を使ってみましょう。