「片っ端」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「片っ端」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「片っ端」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「片っ端」とは?意味
- 「片っ端」の表現の使い方
- 「片っ端」を使った例文と意味を解釈
- 「片っ端」の類語や類義語
「片っ端」とは?意味
「片っ端」というのはたくさんあるものを次々に処理していく様子、次から次へと、手当たり次第に、という意味になります。
対象を選ばず手近なもの全てを対象とする様子を指すことがあり、端から順にすべてに及ぶ様子を指します。
例えば、子供がいきなり「明日絵の具が必要」と言い出したら買いに行かなければいけないこともありますよね。
もしも時間が遅い場合、お店を選んでいられないかもしれません。
「片っ端」からお店に行って、絵の具がないかどうかチェックするのではないでしょうか。
- 「片っ端」の読み方
「片っ端」の読み方
「片っ端」の読み方は、「かたっぱし」になります。
日常的にも使われる表現ですので、ぜひ知っておきましょう。
「片っ端」の表現の使い方
「片っ端」の表現の使い方を紹介します。
「片っ端」というのは手当たり次第に、対象を選ばず身近なもの全てを対象とする、という意味があります。
例えばクッキーを作るときにいきなり牛乳がないとなったら、何とかして買いに行きたいと思う人もいるかもしれません。
しかしすでに料理を始めてしまっている、時間がない、などというときには遠いけれど安い、というお店には行っていられないですよね。
近所のお店に「片っ端」に行き、牛乳がないかどうか確認するのではないでしょうか。
「片っ端」を使った例文と意味を解釈
「片っ端」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「片っ端」を使った例文1
- 「片っ端」を使った例文2
「片っ端」を使った例文1
「彼女は困ったことがあると片っ端から電話をしてきます」
何か困ったことがあると、あちこち電話をして来るという人が身近にいて困っている、ということもあるのではないでしょうか。
最近はSNSを使う人が増え、LINEなどで連絡が来ることもあるかもしれませんね。
仲の良い友達同士ならば問題はありませんが、よく知らない人から頻繁にLINEが来る、電話が来る、などということであるとどう対応したら良いのかわからない、という人もいるかもしれません。
「片っ端」を使った例文2
「彼は片っ端から問い合わせ、資料を請求した」
大学を受験する時など、あらゆるところに問い合わせて資料を請求することがあるのではないでしょうか。
例えばマイホームを購入したい、などという時もどのような会社が良いのか、いろいろ調べますよね。
たとえ「ここでは購入しない」と思ったとしても、とりあえず資料を請求してみようということもあるかもしれません。
「片っ端」の類語や類義語
「片っ端」の類語や類義語を紹介します。
- 「手当たり次第」【てあたりしだい】
- 「しらみつぶしに」
「手当たり次第」【てあたりしだい】
「手当たり次第」というのは手に触れるものを区別しない、それが何であるなど順序を考えない、という意味になります。
「手当たり次第に捜索する」などと言われます。
「しらみつぶしに」
「しらみつぶしに」というのは「物事を片っ端から残らず調べたり処理したりすること」という意味になります。
落ちのないように念入りに処理する、という意味になります。
「片っ端」という表現は日常的にも使えますので、ぜひ覚えておきましょう。
何か必要なときには、手段を選んでいられないこともありますよね。