「追跡」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
よくテレビの刑事ドラマを見ていると「追跡」という言葉が出てきます。
また、「追跡24時」といったようなドキュメンタリー番組も目にすることがあります。
普段の会話の中では頻繁に使われることが少ない言葉ですが、メディアの露出で聞き慣れた言葉の1つかもしれません。
そこで今回はこの「追跡」にフォーカスして見ていくことにします。
目次
- 「追跡」とは?意味
- 「追跡」の表現の使い方
- 「追跡」を使った例文と意味を解釈
- 「追跡」の類語や類義語
「追跡」とは?意味
「追跡」とは、「逃げて行く者の後を追いかけること」という意味を持つ言葉です。
- 「追跡」の読み方
「追跡」の読み方
「追跡」は「ついせき」という読み方をします。
このように言葉は冒頭でも述べたように、色々なメディアで比較的よく用いられる言葉なので、知らない人は少ないでしょうが、使われる漢字は少し難しくなるので、ここできちんと読み方を押さえておきましょう。
「追跡」の表現の使い方
「追跡」は「逃げる相手を追いかける」という意味があるので、事件の容疑者が逃亡しているような場面で使われることになります。
「追跡」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「追跡」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「追跡」を使った例文1
- 「追跡」を使った例文2
「追跡」を使った例文1
「現代の警察の追跡システムは、とても高度化されているので、犯人の特定が容易にできる」
今や街の中に数多く設置されている監視カメラ。
そのおかげで事件が発生しても、犯人の検挙率がとても高くなっています。
また、この時の映像情報を元に、「追跡」システムも確立されて、ますます犯罪の検挙に貢献しています。
この仕組みを知ると、本当に悪いことができないと感じさせられます。
「追跡」を使った例文2
「奴は追跡を逃れるために海外逃亡を図るはずだ。その前に何としても身柄を確保しなくてはならない」
かなり物々しい雰囲気の例文ですが、これもまた刑事ドラマやスパイ物の映画のワンシーンのようです。
この時もまた、「追跡」という言葉で逃げる・追いかけるのデットヒートが展開されるのでしょう。
「追跡」の類語や類義語
「追跡」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるのかを見ていくことにします。
- 「追尾」【ついび】
- 「突き止める」【つきとめる】
「追尾」【ついび】
「追尾」も「追跡」の類義語として挙げることができますが、「後を追うこと」、「後をつけ回すこと」という意味で使われます。
「追尾システム」という言葉の組み合わせがありますが、ミサイルを「追尾」するシステムで軍事向けの言葉としての向きもありそうです。
「突き止める」【つきとめる】
「突き止める」という言葉も「追跡」に近い意味がありますが、「不明な点をよく調べて、はっきりとさせる」の他に「人の居所などを調べて探し出す」という解釈でも使われる言葉です。
「追跡」という言葉は、けっこう特殊な場面でしか使われないイメージがありますが、インターネットが発達している昨今では、データアクセスの「追跡」という新たな活用も出てきています。