「発祥」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「発祥」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「発祥」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「発祥」とは?意味
- 「発祥」の表現の使い方
- 「発祥」を使った例文と意味を解釈
- 「発祥」の類語や類義語
「発祥」とは?意味
「発祥」というのは物事が起こり始まること、という意味になります。
例えば「オリンピックの発祥はギリシャです」のように使われますね。
物事が初めて起こった場所を指すこともあり、例えば「古代4大文明の発祥地」と言われることもあります。
これ以外にも、天命を受けて天子となるめでたい印が現れる、あるいは帝王やその祖先が生まれている、という意味で使われることもあります。
- 「発祥」の読み方
「発祥」の読み方
「発祥」の読み方は、「はっしょう」になります。
歴史などでよく使われる表現ですので、ぜひ覚えておきたいですね。
「発祥」の表現の使い方
「発祥」の表現の使い方を紹介します。
「発祥」というのは物事が起こり始まることや初めて起こった場所、という意味になりますので、「オリンピックはギリシャ発祥です」のように使われます。
2020年に東京オリンピックが開催されるため、関心を持っている人もいるかもしれませんね。
オリンピックはオリンピュア大祭、オリンピュア祭典競技と呼ばれており、紀元前9世紀から紀元後4世紀にかけて開催されていました。
これがオリンピックの元になっています。
これを表現するために「オリンピックはギリシャ発祥」「オリンピックはギリシャが発祥地です」などと使われます。
「発祥」を使った例文と意味を解釈
「発祥」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「発祥」を使った例文1
- 「発祥」を使った例文2
「発祥」を使った例文1
「ここが前方後円墳発祥の地とされています」
前方後円墳と言えば古墳の形式の1つであり、日本人ならば誰もが歴史の授業で学んだ経験があるものですよね。
日本では3世紀中頃から7世紀にかけて作られていたと考えられており、最も大きなものは仁徳天皇の前方後円墳になります。
前方後円墳は近畿地方が発祥の地であると考えられており、大和朝廷の力が強まるにつれて全国に広まっていきました。
「発祥」を使った例文2
「博多はうどんの発祥の地です」
うどんと言えば、なんとなく香川を思い浮かべるという人もいるかもしれませんね。
しかし、実はうどんは博多が発祥の地とされています。
博多と言えば、明太子などを連想する人もいるのではないでしょうか。
日本は全国的においしい食材が出回っており、どこにいても様々な食材を美味しく楽しめますね。
「発祥」の類語や類義語
「発祥」の類語や類義語を紹介します。
- 「元祖」【がんそ】
- 「素性」【すじょう】
「元祖」【がんそ】
「感想」というのは物事を最初に始めた人、創始者、という意味もありますし、家系の最初の人という意味もあります。
仏教における一宗の開祖をさすこともあります。
「素性」【すじょう】
「素性」というのは血筋や家柄、生まれや育ちを指します。
「彼女は素性がハッキリしたいい子だよ」などと使いますね。
「発祥」という言い回しは歴史を表現するためによく使われますね。
何かを見たとき、それがどこで生まれたのか考えることもあるかもしれません。
そのような時は「発祥」という表現を使ってみましょう。