「場の空気を壊す」の意味や使い方
「場の空気を壊す」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「場の空気を壊す」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「場の空気を壊す」とは?意味
- 「場の空気を壊す」の表現の使い方
- 「場の空気を壊す」を使った例文と意味を解釈
- 「場の空気を壊す」の類語や類義語
「場の空気を壊す」とは?意味
「場の空気を壊す」というのは「間違いでその場所の雰囲気を白けさせる」という意味になります。
「場の空気」というのはその時の雰囲気や社会的雰囲気という意味になり、「その雰囲気を壊してしまう」、「その場を白けさせてしまう」という時に「場の空気を壊す」と使えます。
最近、「空気を読まない」という表現が流行りましたが、これとほとんど同じ意味だと言えるでしょう。
- 「場の空気を壊す」の読み方
「場の空気を壊す」の読み方
「場の空気を壊す」の読み方は「ばのくうきをこわす」になります。
日常的にも使える表現ですから、ぜひ覚えておきましょう。
「場の空気を壊す」の表現の使い方
「場の空気を壊す」というのはその場を白けさせる人やTPOに合わない言動をとる人など、その場所にふさわしくないことをする場合に使われます。
例えば、夫婦が真剣に話し合いをしているとしましょう。
そこに子供が大きな音で音楽を聴きながら入ってきたら、その真剣な話し合いの場が崩れてしまいますよね。
このような時に「場の空気を壊す」と表現できます。
「場の空気を壊す」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「場の空気を壊す」を使った例文1
- 「場の空気を壊す」を使った例文2
「場の空気を壊す」を使った例文1
「彼女はいつも場違いな発言をして場の空気を壊します」
いつも場違いな発言をする人は、その「場の空気を壊す」と思われてしまっているかもしれません。
例えば、みんなで話しているときにたった一言でその場の雰囲気をぶち壊してしまう人が存在しますよね。
余計な一言を言ってしまったり、周りが誰かに気をつかっているにもかかわらず1人だけ何の気も使わないような発言をしたり、雑談が下手、という人はその場の雰囲気を壊してしまっているかもしれません。
「場の空気を壊す」を使った例文2
「彼女はプライドが高く、場の空気を壊すことがあります」
プライドが高いと、どうしても自分の言動を高く評価してしまい、その場の雰囲気を壊してしまうことがあるかもしれません。
また、プライドが高い人は、自分は空気を読めていないということに気づいていないこともありますので、周りからしてみると厄介かもしれませんね。
自尊心を傷つけることを言ってしまうと逆にトラブルになってしまう可能性もありますので、注意が必要です。
「場の空気を壊す」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「空気が読めない」【くうきがよめない】
- 「コミュニケーション能力がない」【こみゅにけーしょんのうりょくがない】
「空気が読めない」【くうきがよめない】
「空気が読めない」というのは「その場の状況や雰囲気を察することなく、話の内容とは関係ないことを発言したり、失礼な発言をしてしまったりする」ということを指します。
KYと表現されることもあります。
「コミュニケーション能力がない」【こみゅにけーしょんのうりょくがない】
「コミュニケーション能力がない」というのは「コミュニケーションをするために必要なスキルが備わっていない」ということです。
その状況や雰囲気を壊してしまう発言をするという事は、そもそもコミュニケーション能力に問題があるのではないかとも考えられています。
「場の空気を壊す」という表現は日常的にも使われますのでぜひ覚えておきましょう。
「あの人は場の雰囲気を壊す」などとは言われないようにしたいですね。