「後援」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日常会話で「後援」という言葉を耳にすることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて詳しく紹介します。
目次
- 「後援」とは?
- 「後援」の表現の使い方
- 「後援」を使った例文と意味を解釈
- 「後援」の類語や類義語
「後援」とは?
「後援」の概要について紹介します。
- 「後援」の読み方
- 「戦いで後ろに控えていざという時に助ける兵」の意味
- 「人やプロジェクトなどに対して支援をすること」の意味
- 「後援」「協力」「協賛」の違いとは
「後援」の読み方
「後援」は「こうえん」と読みます。
「ごえん」と読み間違わない様に注意しましょう。
「戦いで後ろに控えていざという時に助ける兵」の意味
戦をする時に、前に出て攻める部隊とは別に、後ろで控えていて、いざという時に援助をする兵隊のことを言います。
元々はこちらの意味で使われていました。
「人やプロジェクトなどに対して支援をすること」の意味
何か目的を持って活動している人や、プロジェクトなどに対して支援をすることを言います。
個人的な場合には資金提供をすることもありますが、公的な機関が「後援」する場合は、名前を貸してイベントの知名度と信頼性を高める目的になります。
運営には関与しない為に、「後援」を受ける側はトラブルがない様に責任を持つ必要があります。
「後援」「協力」「協賛」の違いとは
「後援」と似た意味を持つ言葉に「協力」「協賛」がありますが、それぞれの違いは以下の通りです。
「後援」は、「個人やイベントに大企業が名前を貸したり、金銭や物資を援助すること」という意味です。
「協力」は、「個人やイベントにその地方の公共団体などが力を貸して、スムーズな運営を目指すこと」という意味です。
「協賛」は、「契約により個人やイベントに金銭的・物資的な提供や、サービスを提供すること」で、「スポンサー」とも言われます。
「後援」の表現の使い方
「後援」の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 「後援会」とは
文法的な使い方
「後援」は名詞で、能動態は「後援をする」、受動態は「後援を受ける」「後援して貰う」として使います。
他の形容詞や名詞と複合して使われることが多くなります。
「後援会」とは
あるい人物や集団の活動を支持する集まりのことで、「ファンクラブ」とも呼ばれます。
スポーツやアイドルなどの活動を支える代わりにチケットを一般よりも有利に手に入れられたり、交流会などに参加できます。
「後援」を使った例文と意味を解釈
「後援」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「後援」を使った例文1
- 「後援」を使った例文2
「後援」を使った例文1
「会社の社長に後援者になってもらった」
企業の社長に名前を貸して貰うことで、そのイベントの知名度がグンと上がることを表しています。
「後援」を使った例文2
「アイドルグループの後援会に入った」
アイドルグループのファンクラブに入会したことを表しています。
情報を入手したり、サイン会や握手会などにも参加できます。
「後援」の類語や類義語
「後援」の類語を紹介します。
- 「後ろ盾」【うしろだて】
- 「バックアップ」【ばっくあっぷ】
「後ろ盾」【うしろだて】
「その人の陰で援助すること」「パトロン」という意味です。
「バックアップ」【ばっくあっぷ】
「パソコンの複製データ」「個人や団体を援助して支えること」という意味があります。
「後援」は「戦いで後ろに控えていざという時に助ける兵」「人やプロジェクトなどに対して支援をすること」という意味があります。
イベントをサポートしてくれる人に対して使ってみましょう。