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「存続」とは?意味や使い方!例文や解釈

「存続」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。

ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。

では一緒に「存続」という言葉の理解を深めていきましょう。

存続

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目次

  • 「存続」とは?
  • 「存続」の表現の使い方
  • 「存続」を使った言葉と意味を解釈
  • 「存続」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「存続」の反対語
  • 「存続」の類語や類義語・言い換え
  • 「存続」の英語と解釈


「存続」とは?

「存続」とは?

「存続」とは引き続き、存在することという意味になります。

  • 「存続」の読み方

「存続」の読み方

「存続」とは「そんぞく」と読みます。



「存続」の表現の使い方

「存続」の表現の使い方

「存続」とは引き続き、存在することという意味で使います。

「古い習慣がいまだに存続している」「このままでは存続が危ぶまれている」といった使い方をします。

「存続」を使った言葉と意味を解釈

「存続」を使った言葉と意味を解釈

「存続」を使った言葉や言い回しをいくつか紹介していきます。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「存続期間」
  • 「存続させる」
  • 「存続が危ぶまれる」

「存続期間」

「存続期間」とは法によって定められた権利が存続する期間のことを言います。

例えば著作権の場合は、権利が発生するのは作品ができた時となります。

「存続期間」の満了は著作者の死後50年となっています。

「存続期間はあと2年したら終わる」「著作権の場合は存続期間が満了したらその後はお金は入ってこなくなる」などと使います。

「存続させる」

「存続させる」とは止めずに、引き続き存在をさせる、今の状態を保つという意味で使います。

「この会を存続させるには、もっと会費を上げるしかない」「このイベントは、ボランティアで頑張って、何とか存続させる」などと使います。

「存続が危ぶまれる」

「存続が危ぶまれる」とはこのまま続けること、存在させることが、できないのではないかと思うことを言います。

「不祥事が続き、この会社の存続が危ぶまれるようになった」「部員がどんどん減り、部としての存続が危ぶまれる」という風に使います。



「存続」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「存続」を使った例文や短文など(意味を解釈)

それでは「存続」を使った例文をいくつか紹介しましょう。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「存続」を使った例文1
  • 「存続」を使った例文2

「存続」を使った例文1

「これ以上部員が減れば、部として存続できなくなるので、新部員の勧誘をそれぞれ頑張ろう」

部活動など、最低必要な人数が揃っていないと活動自体ができないことになります。

例えばスポーツなどはルール上、必要な人数というものがあります。

その必要な人数すら揃わないとなりますと部としての活動、練習が成り立たないということを「存続できなくなる」という言葉で言い表しています。

「存続」を使った例文2

「外部からの助けを借りない限り、会社の存続はかなり厳しい状態だ」

会社の経営状態が悪い、問題があり内部から変えていく必要があるといった状態の時は外部からのアドバイスや助けが必要となるでしょう。

それを拒んだり、もしくは助けが得られないとなりますと「会社の存続はかなり厳しい」ということになるでしょう。

「存続」の反対語

「存続」の反対語

「存続」の反対語とはどのような言葉になるのでしょうか。

明確な反対語がない場合は意味合いから当てはまる言葉を探してみましょう。

  • 「廃止」【はいし】
  • 「撤廃」【てっぱい】

「廃止」【はいし】

「廃止」とは今行われている制度、習慣を止めて行わなくすることを言います。

「このイベントは今回をもって廃止と決まった」「今後、赤字部門は廃止の方向で進めていくつもりだ」「私は虚礼廃止を貫いているので、何年も年賀状を書くことはしていない」などと使います。

「撤廃」【てっぱい】

「撤廃」とはそれまであった制度などを取りやめにすることを言います。

「制限を撤廃して、自由に戻した」「こんなつまらない決まりは撤廃すべきだ」「正式に撤廃した制度なのに、陰でまだ続けている連中がいる」という風に使います。

「存続」の類語や類義語・言い換え

「存続」の類語や類義語・言い換え

言葉の意味が理解できましたところで、「存続」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。

こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。

  • 「持続」【じぞく】
  • 「継続」【けいぞく】
  • 「維持」【いじ】
  • 「永続」【えいぞく】
  • 「長続き」【ながつづき】

「持続」【じぞく】

「持続」とはある状態が保たれること、保つことを言います。

「持続力がある人」「効果が持続しています」「この関係がいつまで持続できるかは誰にもわからない」などと使います。

「継続」【けいぞく】

「継続」とは前からの状態が途切れずに続くこと、続けていくことを言います。

「契約は継続中である」「このまま観察は継続していく」「ウォーキングは継続することが大事だ」などと使います。

「維持」【いじ】

「維持」とは同じ状態を保ち続けることを言います。

「現状維持がベストな方法だと言える」「この立場を維持して、余計なことはすまい」「維持費ばかりかかっているから何とかしよう」などと使います。

「永続」【えいぞく】

「永続」とは長く続くこと、長続きという意味があります。

「これは永続する制度なのでご安心ください」「永続性がある」などと使います。

「長続き」【ながつづき】

「長続き」とは途切れることはなく、長い間続くこと、続いていることを言います。

「何をしても長続きしたことはなかったがこれだけは続いている」「あの二人すぐに別れるなんて言われていたが、随分と長続きしているじゃないか」「何か一つだけでも長続きさせたいと思う」「習い事が長続きしない」という風に使います。

「存続」の英語と解釈

「存続」の英語と解釈

「存続」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。

英語では“retention”“continuation”“continue”という単語を使います。

例文は“The old practice still continues”(その古い慣行はいまだに存続している)、“the term of existence”(存続期間)などとなります。

icon まとめ

いかがでしたでしょうか。

「存続」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。

それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。