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「窮まる」とは?意味や使い方!例文や解釈

「窮まる」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。

ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。

では一緒に「窮まる」という言葉の理解を深めていきましょう。

窮まる

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目次

  • 「窮まる」とは?
  • 「窮まる」の表現の使い方
  • 「窮まる」を使った言葉と意味を解釈
  • 「窮まる」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「窮まる」の反対語
  • 「窮まる」の類語や類義語・言い換え
  • 「窮まる」の英語と解釈


「窮まる」とは?

「窮まる」とは?

「窮まる」とは「極限に達する」「限度に行きつく」という意味で、「行き詰まり先に進めなくなる」という意味で使う言葉です。

  • 「窮まる」の読み方

「窮まる」の読み方

「窮まる」と書いて「きわまる」と読みます。



「窮まる」の表現の使い方

「窮まる」の表現の使い方

「窮まる」とは、「極限、限度になったことで行き詰まりを感じ、先に進めなくなる」といった時に使う言葉です。

「進退窮まる」という言葉で使われることが多いと覚えておくといいでしょう。

「ここに進退窮まる」「進退窮まった」「進退窮まって」などと使います。

「窮まる」を使った言葉と意味を解釈

「窮まる」を使った言葉と意味を解釈

「窮まる」を使った言葉や言い回しをいくつか紹介していきます。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「進退窮まる」
  • 「生活が窮まる」
  • 「どうしたらいいのかわからないと窮まる」

「進退窮まる」

「進退窮まる」とはこの先どうしていいか、行き詰って進めない状態で、また退くにも退けないといったことを言います。

「ここにきて、進退窮まるとは」「敵に動きがないのは、どうやら進退窮まるようなことが起こっているに違いない」などと使います。

「生活が窮まる」

「窮まる」とは行き詰まり、非常に困る、困り果てるという意味があります。

「生活が窮まる」とは、仕事が上手くいかなくなる、収入が途絶える、家庭内で争いが起こるなどで生活が困ることを言います。

「夫が行方不明となり生活が窮まるようになった」「介護の負担と疲れで生活が窮まる」などと使います。

「どうしたらいいのかわからないと窮まる」

「窮まる」とは行き詰まって先へ進めないという意味で使います。

どうしたらいいか方法がわからな、ないと困り果てること、動きがとれないことを言います。

「会社が倒産し、家族でこの先、どうしたらいいのかわからないと窮まる」という風に使います。



「窮まる」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「窮まる」を使った例文や短文など(意味を解釈)

それでは「窮まる」を使った例文をいくつか紹介しましょう。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「窮まる」を使った例文1
  • 「窮まる」を使った例文2

「窮まる」を使った例文1

「ここにきて、進退窮まっているが、明日までには何とかせねばならない」

「進退窮まっている」とは進む、退く、行動すること、振舞い、自分の身をどうするかといったことに、良い考えが浮かばず困り果てる、動けないことを言います。

「窮まる」を使った例文2

「こんな風に生活が窮まるようなことになったのは、全部自分のせいじゃないか」

「生活が窮まる」とは生活をするにおいて、困っている、先が見えないといったことを言います。

それは経済的なこと以外でも、夫婦仲、家族関係、介護問題といったように様々な意味合いを含みます。

「窮まる」の反対語

「窮まる」の反対語

「窮まる」の反対語とはどのような言葉になるのでしょうか。

明確な反対語がない場合は意味合いから当てはまる言葉を探してみましょう。

  • 「打開する」【だかいする】
  • 「活路」【かつろ】

「打開する」【だかいする】

「打開する」とは「行き詰まったことを切り開くこと」「解決の方法を見つけること」を言います。

「まずは膠着状態を打開することだ」「打開策をいまだ見出せないでいる」などと使います。

「活路」【かつろ】

「活路」とは「行き詰まった状況から抜け出す方法」「生きる為の道、方法」のことを言います。

「新しい土地に活路を見出した」「活路を開く」などと使います。

「窮まる」の類語や類義語・言い換え

「窮まる」の類語や類義語・言い換え

言葉の意味が理解できましたところで、「窮まる」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。

こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。

  • 「苦境」【くきょう】
  • 「じり貧」【じりひん】
  • 「崖っぷち」【がけっぷち】
  • 「追い込まれる」【おいこまれる】
  • 「四面楚歌」【しめんそか】

「苦境」【くきょう】

「苦境」とは苦しい立場、境遇のことを言います。

「彼の甘い考えによる行動のせいで、私たちが苦境に立たされている」「今はあの会社は苦境に陥っているが、いずれ脱却するだろう」という風に使います。

「じり貧」【じりひん】

「じり貧」とはしだいに貧乏になるという意味の他に、だんだんと悪い状態になっていくことを言います。

「このままじゃ、我々もじり貧になるだけじゃないか」「じり貧だけは避けなければならない」「彼らは派手な生活をしていたが、じり貧になることを考えることができなかったのか」などと使います。

「崖っぷち」【がけっぷち】

「崖っぷち」とは崖の上の切り立った縁の部分を言いますが、別の意味としては、追い詰められた、ぎりぎりの状態というものがあります。

「今や、私は崖っぷち状態ですよ」「家族の不始末で、私が崖っぷちに立たされている」「崖っぷちからの復活」などと使います。

「追い込まれる」【おいこまれる】

「追い込まれる」とは相手から、苦しい立場に立たされること、そのように持って行かれることを言います。

「周りから追い込まれ、結婚した」「ピンチに追い込まれる」「追い込まれることもなく、さっさと逃げた」「借金取りに追い込まれる」「人間、追い込まれると何をするかわからない」という風に使います。

「四面楚歌」【しめんそか】

「四面楚歌」とは周りが敵、反対者ばかりで、自分の味方がいないこと、誰からも手助けがないことを言います。

「まるで四面楚歌だな」「四面楚歌の状態になっている」「僕は今、四面楚歌ではあるが、自由にやれて気楽で良い」などと使います。

「窮まる」の英語と解釈

「窮まる」の英語と解釈

「窮まる」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。

英語では“to be at a los”(窮まる)、“be driven into a corner”(進退窮まる)などと言い表します。

icon まとめ

いかがでしたでしょうか。

「窮まる」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。

それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。