「出尽くす」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「出尽くす」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「出尽くす」という言葉を使った例文や、「出尽くす」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「出尽くす」とは?
- 「出尽くす」を使った例文や短文など
- 「出尽くす」の類語や類義語・言い換え
「出尽くす」とは?
「出尽くす」という言葉を知っているでしょうか。
「材料が出尽くす」などと言ったことがあるかもしれません。
一方で、「出尽くす」という言葉を、まるで知らない人もいるでしょう。
そこで「出尽くす」という言葉の意味を紹介します。
- 「出尽くす」の読み方
- 「出尽くす」の意味
「出尽くす」の読み方
「出尽くす」は「でつくす」と読みます。
特に難しい言葉が使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に、「出尽くす」は「でつくす」と読みましょう。
「出尽くす」の意味
「出尽くす」という言葉の意味を紹介します。
「出尽くす」には、「出し切った後、何も残らない状態になること」という意味があります。
例えば職場に問題がある時、その問題が「出尽くす」と、後には問題が残らない状態になります。
この状態で問題を一つずつ解決していけば、良い職場になるでしょう。
このように、「出尽くす」という言葉には、「出し切った後、何も残らない状態になること」という意味があります。
「出尽くす」を使った例文や短文など
続いて「出尽くす」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「出尽くす」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「出尽くす」を使った例文1
- 「出尽くす」を使った例文2
「出尽くす」を使った例文1
「会議中に、意見が『出尽くし』、黙り込む」
この例文は、会議の途中で意見がすべて出て、何も意見がないようになってしまった状態になります。
そのため、意見が出ず、みな黙り込んでしまっています。
このような状態になったら、会議を中断し、少し休んだ方がいいかもしれません。
「出尽くす」を使った例文2
「怒りが『出尽くす』と、機嫌がすっかり直った」
この例文のように、激しい感情をむき出しにした人が、数分後にけろっとしていることがあります。
怒りの感情がすべて出たため、機嫌が良くなったのでしょう。
「出尽くす」の類語や類義語・言い換え
「出尽くす」の類語や類似表現を紹介します。
「出尽くす」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「底をつく」【そこをつく】
- 「使い果たす」【つかいはたす】
「底をつく」【そこをつく】
「底をつく」には「予備として蓄えてあった物の在庫がなくなる」という意味があります。
また「相場が下がり、底値になる」という意味があります。
「さすがに底値のため、買ったら値が上がるだろう」などという使い方をします。
「使い果たす」【つかいはたす】
「使い果たす」には、「所持している金銭や物などを、すべて使いきってしまうこと」という意味があります。
「貯金を使い果たす」「信頼を使い果たす」などという使い方をします。
「出尽くす」という言葉について見てきました。
残らず出て、後に残らない状態になる時、「出尽くす」という言葉を使ってみましょう。