「しがみつく」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「しがみつく」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「しがみつく」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「しがみつく」とは?
- 「しがみつく」の表現の使い方
- 「しがみつく」を使った例文と意味を解釈
- 「しがみつく」の類語や類義語
「しがみつく」とは?
「しがみつく」とは力を込めて、強く取りすがるという意味があります。
「しがみつく」の表現の使い方
「しがみつく」とは力を込めて相手に強く取りすがるという意味です。
また、精神的に相手に依存して離れないことなども「しがみつく」と言う場合もあるでしょう。
「思わず父の腕にしがみつく」「別れると言ったら、相手がなおさらしがみつく可能性がある」などと使います。
「しがみつく」を使った例文と意味を解釈
それでは「しがみつく」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「しがみつく」を使った例文1
- 「しがみつく」を使った例文2
「しがみつく」を使った例文1
「小さい子が母にしがみつく姿はとても可愛い」
子どもが母親にぎゅっと抱きつき、離さないようにすることを「しがみつく」と言います。
「しがみつく」を使った例文2
「一生懸命、この会社にしがみつくつもりでいる」
しっかりと掴み、離さないという意味で「しがみつく」と使います。
何があっても会社を辞めない、努力するといったことを例文は言い表しているのです。
「しがみつく」の類語や類義語
言葉の意味が理解できましたところで、「しがみつく」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「抱きつく」【だきつく】
- 「縋る」【すがる】
- 「依存する」【いそんする】【いぞんする】
- 「固執する」【こしつする】
- 「掴んで離さない」【つかんではなさない】
「抱きつく」【だきつく】
「抱きつく」とは両腕で抱えるように相手に取りつくことを言います。
「母親に抱きつく」「お化け屋敷で怖かったので、隣にいた親友に抱きついた」などと使います。
「縋る」【すがる】
「縋る」とは頼みとして、しっかりと掴まることを言います。
また精神的な意味では、相手に頼ることを言います。
「母の腕に縋る」「手すりに縋る」「そんな相手に縋るのは、情けないから止めなさい」などと使います。
「依存する」【いそんする】【いぞんする】
他のものに頼り、成立、存在することを言います。
「あなたが甘やかすからますます依存するのです」「コーヒーに依存する癖を止めたい」「依存心が強い」などと使います。
「固執する」【こしつする】
「固執する」とは意見や態度を簡単に変えないこと、ある地位に一生懸命留まろうとすることを言います。
「夫への愛はすでにないが、妻の座に固執する為、離婚はしないとのことだ」「社長という立場に固執する」などと使います。
「掴んで離さない」【つかんではなさない】
「しがみつく」とは掴んで離さないという言葉に言い換えることができます。
「母の腕を掴んで離さない」「私の心を掴んで離さない」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「しがみつく」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。