「うっすら」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「うっすら」は、色々な対象のそういった状態に使える便利な言葉です。
目次
- 「うっすら」とは?
- 「うっすら」の表現の使い方
- 「うっすら」を使った例文と意味を解釈
- 「うっすら」の類語や類義語
「うっすら」とは?
「うっすら」は、ほんの薄く(そうなっている)という意味で使います。
例えば、「空がうっすら雲がかってきた」と使うと、薄く雲がかかってきて、はっきりとした晴天ではなくなったと表現していることが分かります。
そのような自然現象だけでなく、「急いでたので、うっすらとしか化粧をしてこなかった」、「うっすら笑っているのが分かる」のようにも使える言葉です。
共に、「ほんの僅かに」と解釈する使い方です。
「うっすら」の表現の使い方
この「うっすら」は、物理的にほんの薄くそうなっているという状態だけでなく、目には見えない現象に使うこともできます。
例として、「うっすらだが覚えている」とすると、本当に微かながら覚えがあることが表現できます。
また、「うすら」と変えて使っても意味は同じです。
この方が向いている例では、「うすら寒い」のような使い方が挙げられます。
この「うすら」の方が語呂として合うと思った場合には、自由にこちらに置き換えて構いません。
「うっすら」を使った例文と意味を解釈
「うっすら」を使った例文と、その意味の解釈です。
色々な使い方をしている例文です。
- 「うっすら」を使った例文1
- 「うっすら」を使った例文2
「うっすら」を使った例文1
「この車はうっすらとだが防水コーティングされている」
そこまで本格的なものではないものの、軽い雨を弾く程度にはそうされていると言っています。
市販のコーティング剤で自分で行った場合には、このような状態だと表現するのが合っています(業務用のものとは違い、そう長くはもたないことがほとんどです)。
「うっすら」を使った例文2
「あちらの方角にうっすらと見えるのが○○山だ」
霧がかっているなどの理由でハッキリとは見えないものの、ほんの僅かに見えるのが○○山のようです。
登山の際には、こんな表現がよく使われます。
「うっすら」の類語や類義語
「うっすら」と似た意味で使える言葉です。
これらに置き換え鉄かえることもても意味が通ることがほとんどです。
- 「ぼんやり」【ぼんやり】
- 「ほんのり」【ほんのり】
- 「そこはかとなく」【そこはかとなく】
「ぼんやり」【ぼんやり】
「ぼんやりとしか見えない」などと、うっすらと何かがかかっている様子の表現に使えます。
ぼやけていると言いたい時にはこちらの方が向いており、はっきりしない様子全般に使える表現です。
「ほんのり」【ほんのり】
「うっすら」を上品に表現した言葉だと考えていいでしょう。
「夕焼けで空がほんのりと染まってきた」のように、風景などの情緒に対して使うことが多いです。
「そこはかとなく」【そこはかとなく】
「僅かながら」という意味が「うっすら」とよく似ています。
ただし、古語の為、あまり日常では使われない表現で、「それなりに」というニュアンスで使うこともできます。
「うっすら」は、僅かながら~だと表現したい時に使う言葉です。
「うすら」としても意味は同じだということも一緒に覚えておきましょう。