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「勝ち越す」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈

勝負事で「勝ち越す」という言葉が使われることがあります。

一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。

勝ち越す

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「勝ち越す」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈>


目次

  • 「勝ち越す」とは?
  • 「勝ち越す」の表現の使い方
  • 「勝ち越す」を使った例文と意味を解釈
  • 「勝ち越す」の類語や類義語


「勝ち越す」とは?

「勝ち越す」とは?

「勝ち越す」の概要について紹介します。

  • 「勝ち越す」の読み方
  • 「負けた数よりも勝った数の方が多くなること」の意味
  • 「勝負の途中で相手よりも得点が多いこと」の意味
  • 「勝ち越す」を分解して解釈

「勝ち越す」の読み方

「勝ち越す」「かちこす」と読みます。

難しい漢字ではないので、読み書きできる様にしておきましょう。

「負けた数よりも勝った数の方が多くなること」の意味

スポーツや囲碁・将棋など勝負事で、何回か試合数がある時に、負けの数よりも勝ちの数の方が多い状態のことです。

勝ちの数が多いということは、半分以上勝っているということになります。

「勝負の途中で相手よりも得点が多いこと」の意味

現在勝負の途中で、相手よりも点数が多いことです。

試合が中盤戦を過ぎたあたりに、現在の状況を説明する時に使う表現です。

例え1点でも相手より得点が多いことを表しています。

「勝ち越す」を分解して解釈

「勝ち越す」「勝ち+越す」で成り立っています。

「勝ち」「勝つ」の連用形で、「勝負事で相手に勝利すること」「相手よりまさること」「利益を得ること」 「その傾向が強いこと」「超越していること」「克服すること」などがあります。

「越す」「上を通り過ぎて先へ行くこと」「ある基準以上になること」「過ごすこと」「追い抜くこと」という意味があります。

これらの漢字が組み合わさり「相手よりまさった状態で先に進むこと」という意味で使われているのです。



「勝ち越す」の表現の使い方

「勝ち越す」の表現の使い方

「勝ち越す」が使われるシーンについて紹介します。

  • 相撲で
  • 野球で

相撲で

「勝ち越す」が最も良く使われるのが「相撲」の成績で、名詞形で「勝ち越し」として使われます。

基本的に、一つの場所で8つ以上勝てば半分以上勝ったことになるので「勝ち越し」と言います。

小結や関脇、大関、横綱など、各ランクをキープする為にも「勝ち越し」が必要とされています。

野球で

「勝ち越す」は野球でも使われます。

相撲の様に確定した勝ち星の数を表すのではなく、現時点でどれ位の勝ち数があるかということを表すのです。

野球は試合期間が長く、すぐに結果が出るスポーツではないので、中間報告として使われます。

「勝ち越す」を使った例文と意味を解釈

「勝ち越す」を使った例文と意味を解釈

「勝ち越す」を使った例文と解釈を紹介します。

  • 「勝ち越す」を使った例文1
  • 「勝ち越す」を使った例文2

「勝ち越す」を使った例文1

「横綱が勝ち越しを決められなかったのは心配だ」

横綱は絶対的な存在で、優勝争いに関わってくるものです。

「勝ち越し」を決められなかった時点で引退や休場などが懸念されることを表しています。

「勝ち越す」を使った例文2

「5回を終わって1点勝ち越している」

野球の試合の様子で、半分を終わって相手よりも得点が1点多いという意味です。



「勝ち越す」の類語や類義語

「勝ち越す」の類語や類義語

「勝ち越す」の類語を紹介します。

  • 「上回る」【うわまわる】
  • 「勝算がある」【しょうさんがある】

「上回る」【うわまわる】

「他よりも高い結果が出ること」という意味です。

「勝算がある」【しょうさんがある】

「勝負事で勝てる見込みがあること」という意味です。

icon まとめ

「勝ち越す」「負けた数よりも勝った数の方が多くなること」「勝負の途中で相手よりも得点が多いこと」という意味です。

勝負事のシーンで使ってみましょう。