「生気を失う」とは?「正気を失う」との違いも解説!
この「生気を失う」という表現は、「正気を失う」ことと間違えないように注意して使ってください。
目次
- 「生気を失う」とは?
- 「正気を失う」とは?
- 「生気を失う」を使った例文と意味を解釈
「生気を失う」とは?
「生気を失う」(せいきをうしなう)とは、何もする気が起こらないほど気力がなくなった状態になることを指して使います。
つまりは、活力がなくなったしまった状態で、「何もやる気がなくなる」ことだとも表現できます。
このようになってしまう理由としては、それだけショックなことがあったという場合がほとんどです。
具体的には、絶対に大丈夫だと考えていたことに失敗した時などが挙げられます。
「正気を失う」とは?
こちらは「しょうきをうしなう」と読み、正気ではなくなる状態に対して使われる言葉です。
「生気を失う」は、何事に対してもやる気が全くなくなることと表現できますが、この「正気を失う」は、正気ではない状態になってしまうことで、自分を見失っている時に使います。
よって、「生気を失う」より酷い状態になっていると解釈することができます。
「生気を失う」を使った例文と意味を解釈
「生気を失う」を使った例文と、その意味の解釈になります。
先に挙げた「正気を失う」こととは別なので注意してください。
- 「生気を失う」を使った例文1
- 「生気を失う」を使った例文2
「生気を失う」を使った例文1
「生気を失うくらい、あの事件はショックだった」
それだけショックな事件が起きたと言っています。
しかし、「正気を失う」ほどではなかったとも表現でき、かなりショックではあったものの、最悪とまではいかなかったと考えることもできます。
「生気を失う」を使った例文2
「あのトレーニングは生気を失うほどきつかった」
その後に何をする気もなくなるほどきついトレーニングだったようです。
トレーニングはある程度はきつくないと意味がありませんが、大幅にそれを超える内容だったと分かる使い方です。
「生気を失う」までのことはそうはありませんが、それだけショックを受けたという意味だと解釈すると分かりやすいでしょう。