「食い潰す」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「食い潰す」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「食い潰す」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「食い潰す」とは?
- 「食い潰す」の表現の使い方
- 「食い潰す」を使った例文と意味を解釈
- 「食い潰す」の類語や類義語
「食い潰す」とは?
「食い潰す」とは働かずに暮らして財産を全部使ってしまうことを言います。
- 「食い潰す」の読み方
「食い潰す」の読み方
「食い潰す」とは「くいつぶす」と読みます。
「食い潰す」の表現の使い方
「食い潰す」とは、働かずにいて財産をすっかり使い果たしてしまうという意味ですから、人に対して使う言葉ですが、悪い意味合いの方が強いでしょう。
「親元で食い潰すつもりか」「このまま食い潰すわけにはいかないし、何とかしないと」という風に使います。
「食い潰す」を使った例文と意味を解釈
それでは「食い潰す」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「食い潰す」を使った例文1
- 「食い潰す」を使った例文2
「食い潰す」を使った例文1
「彼は、就職するも長くは続かず、今は親の遺産を食い潰す生活らしい」
「食い潰す」とは働かずに暮らし、財産を使い果たすという意味になります。
例文の場合は「親の遺産」という財産を使っていくという暮らし方をしていると言っているのです。
いずれはお金は尽きるということが想像できます。
「食い潰す」を使った例文2
「お前は我が家の財産を食い潰す気でいるのか、とっとと出て行け」
働かずに暮らし、財産をすっかり使ってしまうことを「食い潰す」と言います。
健康で働くのに支障がない体で、そのような行動をしていれば例文のように「出て行け」と言われるのも仕方がないでしょう。
「食い潰す」の類語や類義語
言葉の意味が理解できましたところで、「食い潰す」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「有り金をはたく」【ありがねをはたく】
- 「使い果たす」【つかいはたす】
- 「蕩尽する」【とうじんする】
「有り金をはたく」【ありがねをはたく】
「有り金をはたく」とは持っている財産を全て使い尽くすという意味になります。
「有り金をはたき、無一文である」「息子の為に有り金をはたく」という風に使います。
「使い果たす」【つかいはたす】
「使い果たす」とはすっかり使ってしまうという意味になりますので「財産を使い果たす」と言えば財産がすっかりなくなってしまうという意味になります。
「仕事を辞めて貯金を使い果たしても、まだ働こうともしない」「親のお金を使い果たすとは何て親不孝な子だ」などと使います。
「蕩尽する」【とうじんする】
「蕩尽する」とは財産などを使い尽くすことを言います。
「あの息子は親の財産を蕩尽してしまった」「ついには財産を蕩尽し、一家離散という運命になってしまったらしい」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「食い潰す」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。