「先延ばし」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「先延ばし」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「先延ばし」という言葉について詳しく紹介していきます。
目次
- 「先延ばし」とは?
- 「先延ばし」の表現の使い方
- 「先延ばし」を使った例文と意味を解釈
- 「先延ばし」の類語や類義語
「先延ばし」とは?
「先延ばし」というのは「するべき行動を遅らせることで事態が悪くなると予想されてしまう場合であっても合理的理由がなく意図して遅らせる態度」、あるいは「遅らせる振る舞い」という意味になります。
例えば何か問題が生じたとき、その時点で問題を解決すればそれ以上のトラブルを防ぐことも可能ですよね。
しかし、その問題を解決が面倒だからということで問題を「先延ばし」にしてしまえばさらにその問題がトラブルを招き、問題自体が大きくなってしまっている可能性もあります。
そのようなことをわかっていながらも問題を解決しなければ、それは「先延ばし」ということになります。
- 「先延ばし」の読み方
「先延ばし」の読み方
「先延ばし」は「さきのばし」と読みます。
よく使われる表現ですのでぜひ覚えておきましょう。
「先延ばし」の表現の使い方
「先延ばし」という表現は「その時点では問題の解決をせず、問題を後で解決しようとする様子」を指しています。
たとえその問題を解決しなければさらに問題が大きくなってしまう、後で解決しても何の利点もないどころか、問題が悪化してしまう可能性がある、とわかっていながらも問題の解決を後回しにしてしまった場合にこの表現が使えます。
「先延ばし」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「先延ばし」を使った例文1
- 「先延ばし」を使った例文2
「先延ばし」を使った例文1
「問題の解決を先延ばしにしても何の良いこともないですよ」
問題が起こった場合、その問題の解決を後回しにしてしまったところで何も良い事はありません。
今はどうしても時間がない、などということであれば時間がある時にやった方が良い場合もあるでしょう。
しかし、めんどくさいから、今はやりたくないからという理由で先延ばしにしてしまえば、なかなかやりたいと思えないかもしれません。
先延ばしの癖は直す必要があります。
「先延ばし」を使った例文2
「先延ばしにする癖をなんとかしたいです」
問題の解決のみならず、仕事などもすぐやれば問題がないのに、「後でやるからいいよ」などと「先延ばし」にしてしまえば、仕事が山積みになってしまって大変かもしれません。
どうしても課題を「先延ばし」に癖があるならば、「先延ばし」にしないように気をつけていく必要があります。
「先延ばし」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「躊躇」【ちゅうちょ】
- 「ぐずぐず」
「躊躇」【ちゅうちょ】
「躊躇」というのは「決心が定まらずにぐらぐらすること」、「ためらうこと」という意味になります。
迷ってしまって決心できない場合に使われる表現です。
「ぐずぐず」
「ぐずぐず」というのは「するべきことを先延ばしにしてしまうこと」、「躊躇すること」という意味になります。
てきぱき行動せずにのろのろしている様子を指すこともあります。
「先延ばし」という表現は日常的にも使えますのでよく覚えておきましょう。
問題等は「先延ばし」にしないようにしたいですね。